安倍首相が全国の学校に対すて臨時休校の要請をしました。
あくまで要請であって法的強制力はないそうなので、
いくつかの自治体は休校しないとしているものの、
ほとんどの自治体が公立学校の休校を決めています。
にほんブログ村毎日新聞の記事から
島根県・松江市「態勢整わない」感染出るまで休校せず 新型コロナで対応割れる自治体
松江市は感染者が出るまでは休校しないとしていますが、
金沢市は中学生の感染者が既に出ているのに休校にはしないと決めたようです。
それぞれ事情が違うのですからあれこれ言うことはできませんが、
「我々はこのような対策を既に打っているので休校の必要はない」
と述べた市長がいないのが残念です。
「市民と議論するのに時間がない」なんて言ってたら、
議論で結論が出る前に全員感染してしまいます。
メディアでは「卒業式が中止になってかわいそう」
野党議員からは「休まなければいけない親がいるので反対」
などと感染防止に反対してるのかと思わせる発言が出てます。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師は休校に反対でも
きちんと明確な理由を述べていらっしゃいます。
YAHOOニュースの記事から
上昌広医師が「一斉休校」などの“副作用”を懸念。一部は現実に？
休校にすると仕事を休まなければいけない親もいる。
多くの場合は母親が休むことになる。
医療現場は看護師や医療事務担当者に女性が多く実は女性社会。
休校になってこのような女性が休んでしまうと、
医療現場が立ち行かなくなる。
との指摘でした。
なるほど、と思わせるご意見ですが、
大阪府の吉村府知事がこのように動きました。
産経新聞の記事から
「休んだら生活できない人も」大阪府、子供の居場所確保を市町村と私立学校に要請
政府の要請を確実に実施するための素晴らしい対応ですね。
感染拡大防止のために一生懸命に考え行動してくださっています。
他の首長さんにも吉村知事に負けない対応をお願いしたいです。
このように日本国内の対応は逆風もある休校要請ですが、
海外では絶賛の嵐です。
DIAMOND onlineの記事から、
中国で日本の「新型コロナ全国一斉休校」が絶賛されている理由
安倍首相の休校要請のニュースは中国でも報じられましたが、
たちまち大反響がありSNSでは、
「英断だ！安倍首相がやっと決断できたね！」
「3月2日から？どうしてすぐ明日からでないの？」
「もっと早く踏み込んでもよかったが、今からでも遅くない！」
「早くそうしないと、東京オリンピックは本当に泡と消えるぞ」
「もし、学校が続く中で集団感染や家族への感染となったら、政府のせいにされ、それこそ安倍首相が辞任に追い詰められるだろう」
中国のインターネットでは休校に賛成する意見がほぼ100％です。
中国ではとっくに休校になっていますし、
上海ではインターネットを使った授業も明日3月2日から始まります。
中国人感覚から言えば、バス、地下鉄や学校など
ウイルスが蔓延している所に子供を送り出すなんて考えられない暴挙。
ということでしょうね。
政府の衝動対策が遅れてパンデミックを起こしたのは日本も中国も同じですが、
感染拡大を何としても止めようとする強い意思が中国人にはあります。
海外に住む日本人で日本の対応の酷さに危機感を持つ人もいます。
お写んぽの記事から
新型コロナウイルス、海外の反応と日本人の対応が違いすぎ！日本の皆様へお願い＠ベトナム
新型コロナウイルスについて日本の皆さんにお願い
1．もっと危機感を持ってください！！！
諸外国と比べ日本は危機感に著しく欠けます。
あなたが安全である保障など、どこにもありません。
2．マスコミの安全性を強調する報道は、絶対に鵜呑みにしないでください。
根拠がある報道であるのか必ず自分で調べてから判断してください。
3．出来るだけ外出しないでください。外出する時はマスク、メガネ、出来ればゴーグルを着用し、人混みや満員電車は避けてください。
海外の各国と日本の対応の違い
ベトナム・・・・教育施設の休校措置
韓国・・・幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校などで休園・休校
台湾・・・小学校、中学校、高校などで冬休みを延長、休校
香港・・・3月まで休校
シンガポール・・・オンライン授業の準備
危機感を少しでも感じてもらえました。
これらを見て見ぬ振りをするマスコミ、与野党議員は多いです。
新型ウイルスも見て見ぬ振りですか。
いい加減にして！（グレタ風）
命に関わることですよ。
協力して感染拡大防止に努めないと犠牲者が出るんですよ。
それとも、感染を拡大させたいんですか？
重篤になりやすいと言われる高齢者や慢性病を持つ人たちが
いなくなればいいと思ってるのでしょうか？
吉村大阪府知事に続く首長も出ているようです、
マスコミや野党議員からの良い提案を期待します。
我々一般市民もできることを協力していきましょう。
まずは感染防止対策を徹底しましょうね。
手洗い
うがい
ゴーグル着用
マスク着用
不要不急の外出を避ける
人混みには行かない
よく寝てよく食べて免疫力を高める
[rakuten:cocoa:10009851:detail]
マスク不足が深刻ですが、
頻繁に手洗いをして、
10-15分ごとに水を一口飲むのも良いそうです。
パニックにならずに、冷静に対応しましょう。
正しいマスクの付け方、手洗いの仕方、うがいの仕方は
過去記事にありますから参考にしてください。
