感染地域から帰国したのに、
虚偽の報告をしたために家族4人が処罰されました。
レコードチャイナの記事から、
韓国から戻った女性が虚偽報告、家族4人全員を処罰―中国
こちらは中国の事例。
韓国に住む夫に会いに韓国に出国し1ヶ月後に帰国した時、
滞在歴をごまかして虚偽の報告をした女性が逮捕勾留されました。
規定によれば韓国から帰国した人は、
14日間の隔離を受けなくてはなりません。
女性はそのまま帰宅しましたが、
虚偽報告したとの情報を得た警察官が女性宅を訪れ、
女性、その母親、兄、兄嫁、子供ら家族に対して集中隔離処置を取りました。
隔離期間が明け、検査で問題がないことがわかると、
ウイルス感染予防の秩序を見出そうとしたとして、
女性を行政勾留処分とし、
隠蔽に協力したとして、兄に行政勾留処分、
母親と兄嫁に罰金処分を科しました。
中国では感染が疑われる人は警察官が強制隔離する事例が報じられていますが、
海外からの帰国時に虚偽の報告をした場合でもきちんと処罰されています。
それに比べて日本はどうでしょうか?
ノルウェーから帰国した60代女性が、
帰国時の検疫で旅行中に発熱したことを隠し、
帰宅後に再び発熱して感染が確認された事例が埼玉県でありました。
スペインから帰国した沖縄の10代女性は、
成田空港での検査結果が出るまで空港で
待機するように要請されたにもかかわらず、
バス飛行機を乗り継いで沖縄に帰ってしまいました。
埼玉の事例は申告しなければいけないことを申告せずに
検疫官を騙して入国しているのですから悪質です。
沖縄の事例は感染者は未成年なので情状酌量の余地がありますが、
同行していた家族や親戚に問題ありです。
どちらの事例も行政処分は受けていませんが、
中国の事例と比較すると日本はゆるゆるです。
ウイルス感染拡大を阻止しようとする意識は、
日本は希薄に感じられます。
中国が発表する感染者数は嘘だ、ごまかしてると言った意見をよく聞きますが、
感染拡大防止のために毅然とした態度で臨んでおり、
感染が収まりつつあるのは事実だろうと思わせます。
日本では感染者が歩き回ることも止められないのですから、
本当は感染爆発してるんじゃないの?と疑ってしまいます。
沖縄の事例はこれ以外にもいくつか問題が報じられているので、
後日報告したいと思います。
参考
テレ朝news :埼玉で感染の女性 旅行中に熱も無申告で検疫通過
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000179418.html
毎日新聞:沖縄でスペイン帰りの10代女性が感染 成田空港で検査、陽性反応も無症状 /沖縄
https://mainichi.jp/articles/20200323/rky/00m/040/001000c
日本政府の対応はゆるゆるでも、
みんながしっかり感染防止対策しているので
パンデミックが起きてないのでしょうね。。
手洗い
うがい
ゴーグル着用
マスク着用
不要不急の外出を避ける
人混みには行かない
よく寝てよく食べて免疫力を高める
マスク不足が深刻ですが、
頻繁に手洗いをして、
10-15分ごとに水を一口飲むのも良いそうです。
パニックにならずに、冷静に対応しましょう。
正しいマスクの付け方、手洗いの仕方、うがいの仕方は
過去記事にありますから参考にしてください。
「正しい手洗い。あなたの洗い方では手はウイルスだらけ。」
「正しいうがいでウイルスを叩き出せ!」
「マスクは正しく付けないと効果がありません」