新型コロナウイルスが世界で猛威をふるう中、
世界にも援助の手を差し伸べ、
先月受けた寄贈には10倍返しで返礼した。
人民網の記事から
世界のウイルスとの闘いに「中国の援助」が届ける温もり
「相知無遠近、万里尚為隣」
「厚い友情は遠近を問わず、万里を隔てても隣人となれる」
中国は世界に援助の手を差し伸べている。
中国中央政府はすでに82ヶ国、WHO、アフリカ連合に検査試薬やマスク、
防護服などの物資寄贈支援を行っています。
また、地方政府や多くの企業・民間団体も、
感染の広がっている国に物資寄贈などの支援を行いました。
地方政府の物資寄贈で特筆すべきものは、
無錫市新呉区に感染が拡大していた2月初め、
友好都市である日本愛知県豊川市が、
マスク4500枚を寄贈しました。
この時は日本での感染はそれほど広がっていたわけではありませんが、
日本政府や国民の緩々の対応に表面化していませんでしたが、
豊川市も決して余裕があったわけではありません。
その後日本でも感染が拡大し、各地で医療物資が不足し始め、
豊川市も例外ではありませんでした。
防疫物資の不足に陥った豊川市竹本幸夫市長は、
「寄贈したマスクが余っていたら返して」と訴えました。
日本国内では「情けない!」「恥知らず!」など非難殺到しました。
しかし無錫市新呉区の対応は全く異なるものでした。
無錫市新呉区はすぐにお返しの寄贈品の手配を始め、
準備が完了するのと同時に微博のアカウントに投稿しました。
「豊川市のマスク在庫不足を知り、すでに豊川市に寄贈するためのマスク5万枚の調達を終え、24日には宅配業者を通じて随時発送している」
マスク4500枚のお返しは5万枚! 返礼は10倍返しだ!
なんとも気風の良い太っ腹な対応ですね。
他の地方も負けていません、
感染拡大に苦しむ各国に援助物資を山のように送っています。
海南省は日本と韓国に医療用マスク20万枚寄贈
<河南省がルクセンブルクに寄贈した防疫物資第1陣が到着.jpg>
中国地方政府から各国に続々と援助物資が寄贈されています。
援助は物資だけではありません。医療チームも派遣されています。
セルビアに中国の医療支援チームが到着 大統領自ら肘タッチで歓迎
中国の医療専門家グループ第2陣がイタリア・ロンバルディア州に到着
中国は中央も地方も、官も民も海外援助に力を注いでいます。
「世の中には中国はこのような活動に隠れて、こっそりと新型コロナの発生源が武漢であったことをごまかし、他国の責任になすりつけようとしている」
という意見はあります。実際にアメリカ軍が持ち込んだって言ってましたしね。
そのような行動はしっかり抗議していけば良いわけで、
良いことは良いこととして認めるべきでしょう。
「日本新型コロナ肺炎」という表現も坂東忠信氏の猛烈な抗議で、
「日本国内の新型コロナ肺炎」と改めましたよね。
(参考:Twitter:https://twitter.com/Japangard/status/1242766013919137792)
尖閣諸島沖の領海侵犯にも政府から抗議してもらいたいものです。