黄大仙の blog

何にでも首を突っ込みたがる好奇心旺盛なOJISANブログです。

航行の自由作戦台湾海峡を航行 グァムからは戦略爆撃機も

米軍艦船が台湾海峡を航行して南シナ海へ。

米軍爆撃機はグァムから台湾周辺と東シナ海を旋回。

中国への挑発か? 

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最近米海軍の艦船が台湾海峡を航行したのは、5月13日のこと。

台湾海峡を北から南に向けて航行し、

南シナ海へ進行してしたとのことです。

米軍艦船が台湾海峡を航行するのは今年6回目になり、

1月17日 ミサイル巡洋艦シャイロー(CG-67)
2月15日 ミサイル巡洋艦チャンセラーズビル(CG-62)
3月26日 ミサイル駆逐艦マッキャンベル(DDG-85)
4月11日 ミサイル駆逐艦バリー(DDG-52)
4月24日 ミサイル駆逐艦バリー(DDG-52)
今回5月13日 ミサイル駆逐艦マッキャンベル(DDG-85)

 

最近1ヶ月強で3回も実施されているのは、何か意味があるのでしょうか?

新型コロナ感染流行で空母打撃群が機能不全に陥っているので、

中国海軍の動きを牽制しているのでしょう。

  

4月18日に中国が南シナ海南沙諸島西沙諸島に行政区を設定したことも、

航行の自由作戦を頻繁に実施するきっかけになっていると思います。

 

今回の航行の写真が米軍太平洋艦隊から公表されましたが、

写真は中国共産党機関紙の環球時報でも報じられました。

[环球时报]美军导弹驱逐舰今早穿越台湾海峡驶向南海,并发布现场照片
拙訳:
[環球時報]米軍ミサイル駆逐艦台湾海峡を通り南シナ海に不法侵入

yellowbigwizard.blogspot.com

この記事で言っているように、中国共産党の主張は、

ミサイル駆逐艦マッキャンベルも中国西沙領海に不法侵入した。
米国は”航行の自由”を装い、南シナ海で繰り返し力を見せつけ挑発してきた。
 これは国際法ルールに反する覇権行為であり、
<中略>
  中国は南シナ海諸島や周辺海域に争う余地のない主権を持っており、
中国軍は国家主権の安全を断固として保護し、
南シナ海の平和と安定を断固として維持する。」

と言うことだそうです。

これに同意できる日本人はいますか?

私は絶対に同意できませんし、

南シナ海に設置した中国の行政区を白紙撤回させるべきだと思ってます。

台湾・フィリピン・ベトナムなど南シナ海周辺国と一緒に

中国に圧力をかけるべきでしょう。

もちろん軍事的にも政治的にも後ろ盾として頼るのはアメリカですが。

ところで米軍の軍事行動は観戦だけにとどまらず、

米空軍機により台湾付近や東シナ海上空の威嚇飛行も行われていおり、

5月4日 B1Bランサー超音速戦略爆撃機2機 威嚇飛行
5月6日 B1Bランサー超音速戦略爆撃機2機 威嚇飛行

これを合わせると、

最近1ヶ月で海軍空軍合わせて5回の軍事行動があったことになります。

キナ臭い匂いがしてきましたが、

本当の武力衝突に発展しないうちに、

南シナ海周辺国と協調して中国に圧力をかけるべきです。


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