6月2日から続く暴風雨警報。
1ヶ月以上にわたって、線状降水帯が長江を覆い、
降り続く雨は長江流域都市の重慶、武漢などに洪水の被害をもたらし、
被災者はすでに1200万人を超えた。
九州に被害をもたらしている雨雲は、
長江を覆う雨雲が日本に流れてきたもの。
九州で降り続く大雨によって大きな被害が出ています。
犠牲になられた方のご冥福を祈るとともに、
被害にあった方々の一刻も早い救助を願っております。
九州を覆っている雨雲は、中国大陸から流れ込んでいます。
中国側の雨雲は長江全体を追いつくして、
6月2日から1ヶ月以上にわたってずっと大雨警報が出され、
流域の重慶、武漢、南京、上海に洪水の被害をもたらしています。
決壊しそうだと騒がれている三峡ダムは長江沿い武漢の上流に位置します。
この雨雲がとうとう日本にまで魔の手を伸ばしてきました。
九州で大きな被害を出した雨雲ですが、
今後さらに東へ進軍してくることも予想されます。
昨年の台風でも大雨による大きな被害を出した日本列島ですが、
今年は中国大陸で湧き上がった雨雲により、
被害を受け始めています。
中国メディア新浪軍事の記事によると、
異常気象の原因は温暖化では無いかと分析しています。
中国では1951年以来平均気温が10年ごとに0.24°C上昇し、
1961年以降は雨量が年々増加傾向を示しているそうです。
平年ですと中国の梅雨季は7月から始まるのに、
今年は6月初からずっと雨が降り続き、
雨雲が途切れるような気配は全くありません。
この雨雲が東に向かって進軍し、
途中の東シナ海でも水分の補給を受けて、日本に上陸するのですから、
国土が脆弱化した日本列島はひとたまりもありません。
日本の広い範囲で、河川の氾濫、土砂崩れなどの被害が予想されます。
早め早めの避難をお勧めします。
私は昨年の台風19号の時には、
雨脚の強まる前の正午ごろ避難所に避難し、
避難所となった高校の体育館に両親と三人で、
半日過ごしたことがあります。
結果的には台風の進路は予報より東にずれて、
私の住む静岡県西部地方は被害を免れたので、
避難所の広い体育館には私たち3人と、市役所職員が2名だけでした。
後日友人知人からは笑われましたが、
笑われて済むのなら結構なことでは無いですか。
被害を受けたら笑い事ではすみません。
実際に市内を流れる川は、いつ決壊してもおかしく無いほど、
堤防スレスレまで水量が増していたそうです。
早めの避難、生命を守る行動、を心がけましょう。
三峡ダム決壊しないといいな。
中国長江流域で豪雨、重慶で洪水発生、三峡ダムの貯水量は危険水位を超えた、大丈夫か? - 黄大仙の blog
+++新浪軍事+++
[原題] <新浪軍事>中国提高警戒应战罕见暴雨 专家:气候变化导致频繁极端天气
[邦訳] <新浪軍事>中国は暴雨に対する警戒を高めるよう呼びかけた。専門家:気候の変化が異常気象を引き起こす
[7月6日の参考消息網]
7月4日の香港のサウスチャイナモーニングポストのウェブサイトの報道によると、土曜日(7月4日)に長江洪水旱魃緊急対応が防災レベルⅣからレベルⅢに引き上げられた。政府は降雨がさらに増えると警告した。
中国緊急管理部は、6月28日現在、13省で1200万人以上が6月初旬以来の防雨の影響を受け、死者·行方不明者78名、緊急避難処置72.9万人となり、直接的経済損失は257億元になったと発表した。
気象予報部門によると、今後さらに暴風雨が増えると思われる。
報道によると、降雨は夏の農産物に影響を与えると予想されるが、農業部門はいまだに新型コロナ感染症からの回復途上にある。
しかし当局は災害を制御することに自信を持っている。彼らは長江のような大河の治水状況は大幅に改善されたと指摘した。
国営通信社である新華社は、長江委員会洪水旱魃防災局副局長寧磊の話を引用して、「三峡プロジェクトを含む、40の管理貯水池の総洪水予防容量は574億立方メートルあり、これは最も効果的で経済的で 最も機敏な武器となっている。」と報じた。
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国際非営利環境保護機構自然資源保護協会のエネルギーとに気候変動上級顧問の楊富強は、中国は今後数年間でさらに激しい降雨に直面すると予想されていると述べた。
楊富強は、「我々が現在見ている傾向は、広い地域でより頻繁に洪水や極端な降雨が発生することである」と述べた。
グリーンピースは、この様な極端な天候が新たな常態となるだろうと述べた。
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この環境監督機構は6月30日に、「極端な降雨は偶然では無い。我々は猛威を振るう洪水の背後にある気候変動要因を見ることができる」と述べた。
「中国気候変動ブルーブック(2019)」によると、1961年から2018年まで、中国の極端に強い豪雨は増加傾向を示した。
ブルーブックはまた、1951年から2018年まで、中国の年平均気温は10年ごとに0.24°C上昇し、気温上昇率は同時期の世界平均よりも大幅に高かったと述べている。
水利部のデータは、今年これまでのところ、累積平均降水量は292ミリメートルで、平年よりも7%多い。
楊富強は、気候変動の影響は知育によって異なると述べた。
彼は、「中国南部では極端な降雨が出現するが、北部では深刻な旱魃が起こり、旱魃が起こり易い中国西北部は湿度が高くなり、中国東北部は温暖になるだろう」と述べた。
中国エネルギー財団総裁鄒驥は、気候変動により明らかに世界各地で極端な気候が頻繁に発生していると述べた。
鄒驥は、「これは損失を減らすために、早期警告システムをを建立する必要があることを思い出させる作用があるだろう」と述べた。
台湾の中央通訊社の7月4日の報道によると、中国大陸南部では6月に強い降雨が続き、この1ヶ月間、当局は2010年に記録が始まって以来最長の雨量警報を発令し、多くの地域で歴史的な降雨量を記録した。
報道によれば、中央気象台は6月2日午前8時から7月2日午後6時まで、暴風雨警報を連続して出し続け、持続時間は2010年に記録が始まって以来最長であった。暴風雨警報が停止したのは1日だけで、7月4日午前6時には、再び青色暴雨警報が出された。
中国気象局の緊急災害緩和と公共サービス部の副局長で報道官である王志華は3日に、6月以来3度の暴雨の進路は南方の60%の郡や都市を覆い、降雨範囲の広さ、雨量の多さ、極端に強く、多くの地域で降雨量が過去最高を記録し、平均降雨量は112.7ミリメートルで、平年同期よりも13.5%多いと述べた。
<新浪軍事>中国提高警戒应战罕见暴雨 专家:气候变化导致频繁极端天气
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