ウイグル人への人権侵害で米国の制裁始動 ファイブアイズの中国包囲網は中国の息の根を止めるか!
ファイブアイズのラスボス、アメリカの中国制裁が始動しました。
ポンペオ国務長官は中国新疆の高官4人の制裁を発表。
同時に世界に団結するように呼びかけると、
中国は強烈に反発し、報復処置をとると明らかにしました。
ファイズアイズと中国との全面対決がついに始まりました。

ポンペオ長官は7月9日に中国の新疆ウイグル自治区で、
人権侵害に関与したとして、4名の共産党高官を制裁すると発表しました。
制裁対象となったのは以下の4名です。

中国内の記事風に各人の肩書き付きで列挙してみました。
制裁内容は、
アメリカ国内にある資産の凍結、
アメリカ人との交易禁止、
本人及び直系親族のアメリカへの入国禁止
資産凍結はかなり厳しいですね。賄賂で蓄えた財産が消えました。
陳全国の名前は見たことがある人は多いと思います。
100万人のウイグル人を強制収容した張本人です。
強制収容所では暴力や虐殺、移植用臓器摘出など残虐な悪行が繰り返されていると言われています。
ウイグル民族絶滅を図っているとも言われています。
このようなウイグル人を虐待する行為の
主犯として陳全国の名が挙げられています。
陳全国の独断ではなく周近平の命令に従っただけということは言うまでもありません。
ファイブアイズのメンバーであるカナダやオーストラリアは、
香港国安法執行への対抗策を実施しており、
アメリカも香港との犯人引渡し条約の停止を検討中とのことで、
「対中政策に関する列国議会連盟」に所属する議員がいるのに、
引渡し条約停止を検討していないチェコ、ドイツ、オランダにも
強く督促している様子です。
中国はこの動きに強く反発しています。
中国外交部趙立堅報道官は、
「中国は断固反対し、強く非難する。中国は新疆に関わる問題で悪辣な言動をしたアメリカの機関・個人に同等の措置を取ることを決めた」
「国際法や国際関係の基本規則に深刻に違反し、中国の内政に著しく干渉しており、中国はこれを拒絶し、中国に圧力をかけようとする企みは実現しないだろう。」
この様に述べて、アメリカへの報復制裁を宣言しています。
中国がとりうる制裁はあまり多くありません。
すでに一部実行していますが、農産物の禁輸や関税上乗せ、
中国内にいる外国人の逮捕勾留(人質外交)でしょう。
全く効き目無しとは言いませんが、
アメリカが繰り出す、米国内の資産凍結やドル取引禁止、
アメリカが現在実施中の関税上乗せを強化するだけでも、
中国にはかなりの痛手です。
中国もEU諸国、特にドイツ、イタリア、旧東欧の切り崩しや、
アフリカ諸国との連携を強めるなど対策を打つでしょうけど、
どれくらい続くか疑問です。お金が続きませんから。
そうなると80年前の歴史が繰り返しかねません。
ABCD包囲網で虐められた大日本帝国が何をしたか、
歴史の本を読めばよくわかります。
そうならないように願ってます。
以下はアメリカ管制の中国語放送、自由亜州電台(RFA)の記事です。
記事ではウイグル人権侵害での中国高官の制裁と、
香港国家安全維持法への対応とを並べて論じています。
全く別物と考えていますので、
別記事で自分の意見をまとめたいと思います。
参考資料 *>s
<環球網>驻港国安公署8日上午在香港揭牌,今早大楼外升起五星红旗
http*://china.huanqiu.com/article/3yxvOubqqyv