黄大仙の blog

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中国に新型ブニヤウイルス出現、致死率10%、ワクチン無し!人から人への感染に警戒

日本国内では新型コロナ感染症流行の第二波が押し寄せている時に、

中国では致死率約10%の新型ブニヤウイルスが発生しました。

マダニが媒介するウイルスですが、

血液や体液を介した人から人への感染も確認されています。

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名前に新型と付いていますが、

 

最近発生したウイルスというわけではなく、

 

過去10年間毎年症例が報告されている感染症だそうです。

 

毎年発症例は増加しており、

 

今年は7月までの新型ブニヤ発症例は1500件を超え、

 

死亡者数は80人以上で、2019年よりも増加傾向にあるそうです。

 

新型ブニヤが発症すると、発熱、血小板減少症、白血球減少症、消化器症状なども症状が現れ、

 

重症化すると多臓器不全、出血、ショックなどを伴うそうです。

 

マダニに噛まれて感染する事例が多いのですが、

人から人への感染例も報告されています。

 

マダニは野生動物が出没する環境や、

 

民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などに生息し、

 

春から秋にかけて活発に活動します。

 

ちょうど今がまだにの活動期ですから、

 

野外活動や野外で作業する方々は気をつけてください。

 

新型ブニヤのワクチンはまだ無く、開発中とのことです。

 

新型コロナに比べれば感染者数は圧倒的に少ないですが、

 

致死率が高いので、マダニには注意が必要です。

 

小さな子供を外出遊ばせる時にも注意が必要ですね。

 

 

下記は江蘇省と青島市で新型ブニヤが発生したという記事です。

ムームードメイン

[原題]<和讯网>中国现新型布尼亚病毒,江苏和青岛57人感染4人死亡!警惕人传人

[邦題]<和讯网>中国に新型ブニヤウイルス出現、江蘇と青島で57名感染、4名死亡!人から人への感染に警戒

 

  中国江蘇省南京市で王さんという女性が最近、発熱、咳などの症状を発症し、受診したところ、血小板が急速に減少していることが判明し、結局、「新型ブニヤウイルス」(SFTSウイルス)に感染していることが確認された。同区内の同病院では、今年に入ってから37人に感染していたことが確認された。

 

  青島テレビの報道によると、つい先日、青島市第六人民病院にはマダニに噛まれた20件の症例が寄せられ、そのほとんどが様々な臓器が機能不全に陥る重篤なもので、そのうち4人が死亡したという。

 

  3日付の南京晨报の報道によると、南京市溧水区に住む王さん(女性65歳)は茶摘みの後に体調を崩し、悪寒と脱力感を伴う高熱が出始めたという。王さんが最初に行ったのは地元の病院で、医師が血圧が低く、白血球、血小板、ヘモグロビンが減少していることを発見し、その後すぐに咳と低酸素症を発症した。

 

  江蘇省人民病院感染症科副主任の金柯氏によると、最終的に王さんがマダニに噛まれたため、新型ブニヤウイルスに感染していたことが判明し、1ヶ月近くの治療を経て、王さんの容態は改善し退院したという。

 

  新型ブニヤウイルスは、2010年に保健部門がマダニ中毒者体内から分離したウイルスであることが分かっている。

主にマダニに咬まれることで感染する新型ウイルスとして同定されており、軽度の場合は自然治癒するが、重度の場合は通常MODS(多発性臓器不全症候群)を発症する。

 

  2018年に、浙江省のメディアが、青年とその親族に新型ブニヤウイルスの症状が現れたと報じている。当時の主治医によると、この青年は、母方の祖父から新型ブニヤウイルスに感染した可能性があるという。それによると、河川道路の清掃員をしていた青年の祖父がマダニに噛まれて病気になり、血液や体液を介してウイルスが他の家族に感染した可能性があるという。

  新型ブニヤウイルスの人から人への感染は、他の専門家によって確認されており、以前浙江大学付属第一医院感染科主任盛吉芳はメディアのインタビューに、「これは人から人への感染の可能性がある」と答えている。

 

  しかし、専門家の中には、感染者との接触を避け、自分なりの予防策を講じていれば、感染しているように見えても慌てる必要はないと言う人もいる。

 

  一般的には毎年4月から10月にかけてマダニの活動が活発になるが、各メディアで報じられている「新型ブニヤウイルス」の症例によると、この時期はウイルスが最も多く発生する時期でもあることがわかる。マダニは主に丘陵地で発生し、森林や藪、開けた牧草地、草原、山などの環境に生息している。

 

  屋外活動や作業をするときにはより一層の警戒が必要で、草むらや林の中で長時間座ったり横になったりしないようにしよう。特にお子さんをお持ちの親御さんは、子供はもともと好奇心旺盛で這い回るのが好きなので、マダニに噛まれる可能性が高くなるので、注意が必要だ。

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