普段ブログを書く時に使っているパソコンがこんなことに。。。。
まだ買ってから2年しか経っていないのに、裏蓋が反ってしまいました、、いえ、裏蓋が膨らんでいたんです。
正直言ってショックです。
私の愛機はMacBook Pro (15-inch, 2018)で、メモリーを32GBに拡張してあります。家にいる時には27インチのモニターに繋いで、クラムシェルモードで動作させています。
クラムシェルモードとは、写真のようにMacの液晶モニターを閉じて、外付けモニターを繋いだ使い方です。リンゴのマークが逆さまになっているのは、放熱用の通気孔を上に向けるためです。
撮影のためにMacが見えるようになっていますが、普段はモニターの後ろに完全隠れていて、作業中にはMacは視野に入ってきません。
こんな使い方するのならノートPCじゃなくてデスクトップでいいじゃん、って突っ込まれそうですが、その通りです。Mac miniなら同じCPU、メモリー、ストレージにしても割安で済みます。
ただ時々近くのファミレスに行って、ドリンクバーでコーヒーを飲みながらブログを書いたり、動画編集したかったのでMacBook Proを導入し、家ではクラムシェルモードでデスクトップのように使っているんです。
ちなみにデニーズはWIFIもあって便利です。ココスやジョリーパスタは好みのコーヒーが飲めるのですがWIFIがありません。
重宝しているクラムシェルモードですが、液晶モニターを閉じているので、熱が篭りやすいという弱点があります。実際にファンがフル回転している音を何度も聞きました。
そんなある日、コロナ引き篭りを解消しようと、久しぶりのMacを持ち上げると、液晶モニターが少し浮いていたんです。
何度閉じようとしても閉じないので、よく見てみると本体側(キーボード側)が剃っていたんです。(写真に撮ってなかったのが悔やまれます。)
その時に思ったのが、「最近ファンがよく回っていたし、裏蓋が反ってしまったのかな」と考えてしまいました。
このまま放って置いたらキーボードやトラックパッドに悪影響があると思い、裏蓋を外そうとしました。
知っている人は知っていますが、Macbookのネジは星形の形状をした特殊なもので、ドライバーもペンタローブ1.2mmドライバーという特殊なものです。
何でこんな特殊なもの持ってるの?って聞かれそうですが、以前MacBook Airを使っていた頃に、中を掃除するために裏蓋を開ける必要があり、ドライバーを入手していました。
ところがAirのネジを外した時と同じつもりでネジを外そうとしたら、見事に6本あるネジのうち3本のネジで、ネジ山を潰してしまったんです。
ネジが外れたところは裏蓋がめくり上がったので、中を覗くことができたのですが、何とバッテリーが膨らんでいました。
熱で裏蓋が反ったのではなく、バッテリーが膨張して裏蓋が歪んでいたんです。
困ったことにネジ山を潰してしまったネジは外すことができません。しかも3本ネジを外したことで、膨らんだバッテリーの押さえが無くなったからだと思いますが、バッテリーを認識しなくなりました。
幸いなことにACアダプターでは動作していましたので、真っ先にやったのがデータの吸い上げです。 バックアップ用の外部ストレージとしてはNASとして使っているアイオーデータ機器製のHDL2-AAです。
MacBookには今までのブログの原稿や、今まで撮りためた写真など、かなりの量のデータが入っていましたので、データ移行には1昼夜かかってしまいました。途中でダウンしないことを祈りながらMacbookからHDL2へデータを移行しました。
普段からバックアップを取っていれば、こんな時に慌てなくて済むのですが、痛い目に合わないと動かない小市民ってダメですね。
データを移行している間に行ったのが、修理の手配です。買ってから2年以上経っているのですでに保証はありません。ネジを外しているし外していないネジはネジ山が潰れてしまっています。Apple Storeに連絡するのも気遅れしていた時に思い出したのが、以前知り合いがノートパソコンの修理をした店でした。
「パソコンドック24」という修理専門店なのですが、検索したらすぐにウェブサイトが見つかりました。
早速電話で症状を説明すると、バッテリーの交換だけで済みそうだけど、開けてみないと正確なことはわからないとの返事でした。ネジ山を潰してしまったことも伝えると、力強く『何とかします』との返事でしたので、すぐに修理をお願いすることにしました。おおよその修理費用もこの時教えてもらいました。
修理するMacBookはクロネコヤマトの「パソコン宅急便」を推奨していたので、クロネコヤマトのウェブから依頼したらすぐに家まで取りに来てくれました。梱包用の段ボールも用意してくれます。
こうしてパソコンを発送したのが先週の土曜日(9月26日)の夕方でした。翌々日の月曜日(28日)には到着した旨の連絡があり、修理方針の説明を受けました。修理費の見積もりも問い合わせの時に聞いたのと同じだったので、すぐに作業に入ってもらうようにお願いしました。
すぐに、とは言っても他の修理もあるだろうし、ネジ山の潰れは厄介なので、1週間くらいはかかるだろうなと勝手に推測していたところ、水曜日(30日)には修理完了の連絡が入り、10月1日には発送するとのことでした。思っていた以上のスピード感で修理してもらえました。
ネジや目の潰れたネジを外すのには難儀したようで、特殊技術を使ったということで別料金を要求されましたが、それは予め聞いていたことだったのでもちろん承諾しました。
こうして修理済みのMacBookが我が家に戻ってきたのは、10月2日のことでした。何と修理依頼の電話をかけてからたった6日後には我が家に戻ってきていたんです。こんなことならMacBookが反っている事に気づいた時に、すぐにパソコンドック24に連絡すればよかったです。ネジ山潰して余計な費用をかけずに済んだのに。
【教訓】
・Macが反っていたり、裏蓋が曲がって見えるときはバッテリーの膨張を疑え。
・データのバックアップはこまめに取っておこう。
・パソコンの保証はできるだけ長めに。保証期間ならバッテリー交換は無料だった(Macの場合)。
我が家ではNAS(ネットワークアタッチドストレージ)を導入ずみなのですが、いつの間にかバックアップを取る頻度が少なくなっていました。今回はデータ喪失の危機に直面し、再度NASを使ったバックアップシステムを再構築しました。その模様は後日改めてブログで紹介しようと思います。