黄大仙の blog

何にでも首を突っ込みたがる好奇心旺盛なOJISANブログです。

広東訪問中の習近平総書記はすでに帰京していた。やはり体調不良か?それとも政変か?

訪問中の深圳で体調を壊したと噂される習近平ですが、深圳での記念式典出席の翌日15日には北京に帰京していたことが明らかになりました。南巡視察が3日間という異例の短さで切り上げ、広東省広州市へも立ち寄らない異例の旅程となりました。体調不良は本当だったのでしょうか。

f:id:deepredrose:20201016005533j:plain

 

 

  昨日のブログでは習近平が新型コロナ感染か、と煽動的な記事をアップしましたが、それを裏付けるような情報が飛び込んできました。

deepredrose.hatenablog.com

  rfiというフランスの国際放送サービスが伝えたところによると、15日の昼ごろ新華社は突然に習近平広東省訪問をまとめた記事を発表しました習近平広東省訪問をまとめた記事を発表しました。そして習近平がすでに北京に戻っていると伝えました。

 

  習近平広東省訪問は慌ただしく行ったり来たりして、動きが不規則でした。14日の演説時には話し方が緩慢で咳を繰り返していたため、習近平が体調不良のために南巡視察を早期に終了して北京に帰ったのだと憶測を読んでいます。

 

  rfiがアップルデイリーを引用して報道したところによれば、習近平12日に潮州市を訪れ、15日に広州を訪れて終了することになっていたのに、突然の帰京しました。

 

  広東省に同行していた中国共産党中央委員会政治局員で中央宣伝部長の黄坤明氏も、15日には湖北省武漢市に到着し、新型コロナ肺炎の流行に対抗するための「人民第一、生命第一の特別展」の開会式に出席したと伝えられています。

 

  一部の専門家は、1026日の中国共産党中央委員会5回全体会議(五中全会)に関連している可能性があり、習氏は2022年の再選を確実にするための準備に戻らなければならないとの見方を示しているそうです。

 

  五中全会は歴史的に人事面で注目される大会で、毛沢東が初めて政治局員になったり、鄧小平が江沢民を後継に指名したり、習近平胡錦濤の後継になったのも五中全会で起きたことです。

 

  五中全会に対処するために、今回の南巡日程を早めに切り上げて、北京に戻ったと考えてる指揮者もいるようです。

 

  習近平が権力を固めるために北京に戻ったという見方なのですが、南巡日程を打ち切らなくてはならないほどの『何か』が起きたのでしょうか?rfiの記事ではそこには触れていませんでした。

f:id:deepredrose:20201016010011j:plain

  しかし、私のブログにも書いていますが、rfiの記事でも、14日の演説の時に習近平は何度も咳き込み、いつもよりもゆっくりとしたペースで話していました。咳払いの声も大音量だったとrfiは伝えています。

 

  14日午後には深圳市内にある莲花山公園(鄧小平の銅像があります)を訪問しましたが、体調不良の習近平は同行せず、劉鶴副首相と側近が訪問しただけだったとも伝えられています。

 

  南巡旅程を3日で切り上げて北京に帰京したために巻き起こった、習近平体調不良説と政変発生説。

 

  どちらであっても、本当のことが表面に出ることはありませんが、習近平をはじめとする中国共産党幹部の動きをじっくり見ていく必要がありそうです。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村<

参考資料

 

<rfi>习近平南巡传缩短行程突然回京惹猜测

http*://bit.ly/3nS7AwM

 

<华社>习近平在广东考察

http*://bit.ly/3dvfx6h

 

<人民網>深圳四十,習近平這樣為經濟特區把脈定向

http*://bit.ly/3nQ6wK1