黄大仙の blog

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全長13000kmの新幹線を中国が計画 北京ーメルボルン国際新幹線は実現可能か

中国のメディアに読者から「北京-メルボルン間で高速鉄道を建設する」というニュースは本当なのかと問い合わせがありました。記者が調査したところ、2015年にはすでに「13000kmもの信じられない長さの高速鉄道が建設される」との情報が拡散していたことが判明しました。

 

 

   中国メディアの上観新聞に掲載された記事によりますと、中国北京と豪州メルボルン13000kmを結ぶ高速鉄道(新幹線)は、北京を出発した後、中国大陸を縦断してインドシナ半島からマレー半島を向け、インドネシアスマトラ島、ジャワ島などへ達します。

 

  さらにその後オーストラリア北部のダーウィン市に渡り、オーストラリア大陸東海岸に沿ってケアンズブリスベンシドニー、キャンベラを走り、終点の南部のメルボルンに到達します。

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  路線図を見れば、この高速鉄道プロジェクトがとてつも無く壮大な計画であることがわかります。

 

  ネット上の噂ではこのプロジェクトは中国鉄建と中国交通建設が請け負い、工程全長13000キロメートルに及び、全工程が高架化され、海底トンネルが2本、海峡大橋が5基建設され、設計最高時速400キロで、計画総投資額4600億ドルの大プロジェクトです。

 

  ルート沿いの国々には中国から資金援助が提供されます。

 

  完成すれば、北京-メルボルン間は48時間以内で結ばれ、運賃は1,000豪ドル(77000)以内に抑えられ、年間2億人が利用し、沿線諸国に年間2,000億米ドル以上の直接的な経済効果をもたらすことが期待されています。

 

  2015年の噂はいつの間にか消えていましたが、2019年に同様の情報がネット上に再浮上していました。この時は二つの情報が流れ、一つはすでに着工開始され2022年末に完成予定とするもので、これはフェイクでした。もう一つ情報は2021年に着工するというものです。

 

  しかし、「北京至墨尔本(北京からメルボルン)」「高(高速鉄道)」などのキーワードで国家鉄道総局、中国鉄道建設公司、中国交通建設集団の公式サイトを検索しましたが、ニュースは見つかりませんでした。

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  百度検索で検索しても、中国メディアが扱う北京-メルボルン高速鉄道に関するニュースは一切見つかりませんでした。

 

  2018年に開通した「香港-珠海-マカオ大橋」は全長55kmで、現在建設されている横断橋の中では総スパンが世界最長となっていますが、事前計画に30年近くの歳月を費やし、2009年の着工以来9年の歳月を要してようやくメインのプロジェクトを完了しました。

 

  しかも香港-珠海-マカオ大橋が建設された海域の平均水深はわずか37メートルしかありません。

 

  インドネシアとオーストラリアの間のティモール海は最深部で3000m以上あり、橋を架けるのも海底トンネルを掘るのも無理です、今の技術では。

 

  北半球と南半球を結ぶ、壮大な多国間海上縦断高速鉄道プロジェクトは、実質的に不可能です。インターネット上には正確な情報源がないだけでなく、現実には何の根拠もなく、まったくの噂に過ぎません。

 

  現在中国とオーストラリアの関係は最悪と言っていいほど悪化し、中国共産党は高関税や輸入禁止処置によってオーストラリアを照っててきにいじめています。

 

  中国国民はオーストラリアと仲良くしたくても、共産党による言論統制があるので、自由に発言することができません。

 

  中国とオーストラリアを結ぶ高速鉄道建設の噂を広げているのは、共産党に睨まれずに、オーストラリアとの関係を改善したいと願う人々の気持ちを表しているのかもしれません。

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