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中国ワクチン専門家が皮肉を込めて中国産ワクチンを批判 大論争勃発

世界各国で様々な新型コロナワクチンの開発が進められていますが、どの国でもワクチンの安全性に対する国民の関心は高く、中国も例外ではありません。 中国のワクチン専門家の中国産ワクチンに対する発言が物議を醸しました。

 

f:id:deepredrose:20210111142806j:plain  物議を醸したコメントは、中国疾病预防控制で働くワクチン専門家の陶黎纳によるものだと、ドイツ国営国際メディアの徳国之声が報じています。

 

  陶黎纳は中国国内の微博、丁香医生などのSNSで、ワクチン関連の様々なトピックに関する人気記事を頻繁に発表しているインフルエンサーです。

 

  陶黎纳は15日に「シノファーム(国薬集団)の不活化新型コロナワクチンは、世界で最も危険なワクチンになる可能性がある」と題した皮肉な記事を書きました。

 

  陶黎纳は記事の中で、シノファーム社がワクチンのマニュアルに73件の副反応を挙げていたことに触れ、「前例のない、前代未聞の数字」とこきおろしました。

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  例えばワクチンの副反応に高血圧が含まれていたが、実際の臨床試験ではワクチン群とプラセボ群の両方で高血圧の症状が出ており、

「両群の高血圧の発症率に統計学的な差はなく、高血圧はワクチンが原因ではなく、説明書に高血圧を記載する必要はなかった 」とし、「ブラックユーモアの大作」だと指摘しています。

 

  さらに陶黎纳は皮肉を込めて、ワクチン接種を受けた人は喘息、胃炎、視力喪失、味覚障害などを含む73の副反応について政府に補償を請求できることについて、「政府から利益を得られるのに、誰が嫌がるんだ(薅政府的羊毛,谁不愿意呢)」と指摘しました。

 

  ワクチンを接種した後に、「喘息、胃炎、視力喪失、味覚障害など」の症状が出たと主張して、政府に賠償を請求する人が跡を絶たないだろうと皮肉っているのです。

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  陶黎纳の記事は、「中国のワクチン専門家が、シノファームのワクチンは世界で最も安全性が低いと言っている」と誤解されて引用が重ねられたために論争が巻き起こりました。

 

  多くのネットユーザーは陶黎纳を「公然と国を裏切り、敵に忖度している」「外国勢力にナイフを渡している」と強烈に非難したため、中国内のSNSでは、陶黎纳の嫌味な元記事は削除されています。

 

  その後、陶黎纳は微博で自らの記事について、「皮肉を使いすぎた」と釈明の投稿を行い、元々の風刺はワクチンのマニュアルを狙ったもので、元々はワクチンのマニュアルを皮肉ったものだったと中国国民に謝罪しました。

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  陶黎纳は、自らもしにファームのワクチンの1回目の接種を受け、2回目の摂取を数日後に控えていると強調し、「中国の不活化ワクチンは安全性の点で、外国製mRNAワクチンよりも明らかに有利であり、有害反応率は桁違いに低い 」と主張しています。

 

  それでも一部のネットユーザーは納得できなかったようで、「海外メディアに利用された、下らないマーケティング戦術 に過ぎない」、「こんな時にこんなことを言って、社会主義の鉄拳を味わう時だ 」と非難が止みません。

 

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参考記事 *>s

 

<徳国之声>中国疫苗专家反讽力度过猛 产疫苗引争议

http*://bit.ly/2MJf9Yu

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