黄大仙の blog

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ファーウェイはウイグル人を識別して政府に情報を送信するアプリをテスト中

ファーウェイはすでに、ウイグル人を体系的に識別し、政府部門に「ウイグル人アラート」を自動的に送信することができる顔認証ソフトウェアをテストしていると、情報提供サイトが明らかにしました。

 

f:id:deepredrose:20210115172704j:plain  セキュリティと映像監視に関する世界有数の情報提供サイトIPVMが入手したファーウェイの機密文書によりますと、ファーウェイは2018年に顔認証システム開発企業Megviiと協力し、顔をスキャンして年齢、性別、民族を推定できる人工知能カメラシステムのテストを行っていたことが明らかになったと、自由亜州電台が報じました。

 

  テスト報告書には、システムがウイグル人の顔を検出すると、自動的に中国共産党当局に「ウイグル人アラート」を送信すると明記されていると言います。

 

  IPVMからのコメント要請を受けて、ファーウェイはすぐにテストレポートをウェブサイトから削除し、顔認識技術が人種に特化したものでは無いとしたそうです。

 

  中国の公安当局は、ビッグデータ収集や顔認証などの技術を使って、全国規模の「スカイネット」監視システムを展開しています。

 

   一方、新疆ウイグル自治区では、ウイグル人イスラム教徒を対象とした生体認証検出技術が、同地域のウイグル族の活動を追跡・検知するために広く利用されていると言われています。

 

  米国のシンクタンクランド研究所の上級研究員であるティモシー・R・ヒース氏は、顔認証技術の悪用について懸念し、次のように述べています。

 

  「顔認証技術を使って個人を監視することは、深刻な人権侵害とプライバシーの問題を引き起こし、専制政府によって容易に悪用される可能性があります。 また、この技術は、政府による誤った疑惑により、個人を誤認し、危害を加えることもできる。」

 

  サウスカロライナ大学の謝田教授は、中国共産党当局が人工知能を使って中央集権的な支配を固めようとしていることが、重大な人権侵害を引き起こす可能性があると懸念しています。

f:id:deepredrose:20210115172812j:plain  謝田教授は、ファーウェイの『ウイグル人認識システム』を、先端テクノロジーが作り出した最も典型的なモンスターであり、人間に害を及ぼすと非難しています。

 

  このシステムを使えば、中国政府はどの民族がどこで何をしているかを知ることができ、完全警察社会になってしまうと指摘しています。

 

  謝田教授は、中国はすでにアフリカ諸国にスカイネットシステムを輸出し、中央集権政府が支配を維持するのを助けている、主張しています。

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  「中国共産党は技術を善意で利用することはなく、欧米諸国は技術が中国共産党の手に渡らないようにするのが最善の方法である。」

 

  「トランプ政権はすでにファーウェイなどに制裁を加えました。これらの技術には、更新するプロセスがあり、次回の更新を抑制すれば、米国は技術の流出や盗難を防ぐチャンスがある。」と謝田教授は述べています。

 

  バイデン政権がファーウェイなど中国企業への制裁を継続するのかは不透明ですが、GAFAと呼ばれる巨大IT企業は、中国共産党のような独裁専制政権に憧れている節もあり、スカイネットを世界中に広める手先となるかもしれません。

 

  映画「ターミネーター」の世界が現実のものとなるかもしれません。「4」に出てきた人類を抹殺しようとするシステムも「Sky Net」でしたね、偶然とは思えません。

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http*://bit.ly/3oMdeRc

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