中国は昨年１年間に、250発以上の弾道ミサイルの試験発射を行なったと、米国高官が発言しました。中国外交部の華春瑩報道官は、出まかせを言うなと非難しました。
米国に拠点を置く、世界中の華人向けメディアである世界新聞網の報道によりますと、米国の武器管理担当高官が、中国は2020年に新型コロナ肺炎が流行したにもかかわらず、250発以上の弾道ミサイルを試験発射し、2018年と2019年に発射した数を上回ったと述べました。
これに対して、中国外交部の華春瑩報道官は定例記者会見で、米国の一部の人々は常に中国の軍事開発について出まかせを言い、あれこれと口出しをする。中国はこれに断固として反対すると非難しました。
続けて、米国は世界唯一の超大国として、その強さの至上主義を貫き、あらゆる先進兵器を何の抵抗もなく開発し、そのための条約破棄や集団からの離脱を繰り返し、世界と地域の平和と安定を深刻に蝕んできたと指摘しました。
さらに、米国の主張が、自らの無秩序な軍事力拡大のための言い訳に過ぎず、自らの悪事を隠すためのものであることは、事実から証明されている、と述べました。
中国の軍備について華春瑩報道官は、中国は防衛的な国防政策を確実に追求しており、その軍事開発は合法的な国家の安全に必要な最低限のレベルでしか維持されていない。基本的な目的は国家の安全を維持し、戦争の発生を防ぐことで、どの国も標的にしていないことは非の打ちどころもないことだと述べています。
中国は南部を中心に射程距離2500kmの、東風-17号超音速弾道ミサイルの配備を進めており、沿岸部にはロケットランチャーを配置しています。
2020年には海軍が保有する戦闘艦が333隻となり、米海軍の296隻を超えており、保有する艦船数だけを見れば、世界一の海軍力であり、2040年までにはさらに90隻以上の戦闘艦を追加する計画と言われています。
日本も中国を見習って、「防衛的な国防政策」に沿って「国家の安全を維持し、戦争の発生を防ぐことで、どの国も標的にしない」軍備拡張を行わないと、中国との軍事バランスが保てませんね。。とっくに崩れてました。
[あわせて読みたい記事]
参考記事 *>s
<世界新聞網>美特使稱中國去年射250導彈？華春瑩：信口開河
http*://bit.ly/2XWyzeU
にほんブログ村
