上海海軍軍医大学の調査研究によりますと、現在南シナ海で就役している中国の潜水艦の男性乗組員の5人に1人は、精神上の問題を抱えているとの結果が出ました。
自由亜州電台が香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストを引用して法事たところによりますと、上海海軍軍医大学は500人以上の現役兵士と将校を対象として、紛争海域に就役する要員に関する調査研究を初めて行いました。
調査研究によると、潜水艦乗組員は、心理的不安や被害妄想などの深刻な心理的問題を抱えており、中国人民解放軍の平均レベルよりも高いことが明らかになりました。
調査研究は、これらの精神上の問題は、軍事演習の増加により、最大60日から90日の潜水艦航行状態になり、長時間の閉鎖的で隔離された海中環境に晒された上に、睡眠中も非常に大きな騒音の中にいることが原因である可能性があると指摘しています。
中国政府は、南シナ海の主権を主張するために、近年この海域での軍事演習の頻度を増やしており、これが兵士の精神的健康問題を助長する政策的要因の一つであると指摘されています。
南シナ海では中国人民解放軍の演習だけでなく、米海軍の演習も行われることが多いのですが、精神的に問題がある兵士によって、予期せぬ衝突が起きないことを願います。
尖閣諸島周辺海域
尖閣諸島海域を彷徨いている中国海警船の船員たちは大丈夫なのでしょうか?気になります。
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参考記事 *>s
<自由亜州電台>中国南海潜艇人员五分之一有精神健康问题
http*://bit.ly/3rauUXm