公表されたデータに基づいて集計すると、新型コロナワクチンは全世界で1億本以上が投与されています。しかし最貧国のうち29カ国がワクチン接種を開始できておらず、富裕国がワクチン投与全体の3分の2を占めていることもデータから明らかになっています。
ドイツ国営の国際放送である徳国之声の報道によりますと、新型コロナワクチンは全世界で1億本以上が投与されました。
しかしワクチン接種が未だ開始されていない国に住む人口は、世界人口の35%に及んでいます。
イスラエルは、国民の初回接種率が37%、二次予防接種の比率は5分の1以上を超えており、トップを走っています。
イスラエルに次いでワクチンを接種している地域は、北米、ヨーロッパ、湾岸諸国です。
英国のワクチン接種率は13%で、米国(3,200万回接種、7.9%)よりも高く、EU諸国の中で予防接種率が高いのはセルビア(6.2%)、マルタ(5.4%)、デンマーク(3.2%)、ポーランド(3.1%)です。
WHOは、豊かな国々でワクチン接種が進んでいるのに対して、貧しい国は見守るだけで放置されていると訴えています。
WHOはワクチンの公平な配分のためのプログラムであるCovaxを今月から施行し、まずギニアにこのプログラムに適用し、実証プロジェクトとして数十回分のワクチンを投与が行われました。
中国とインドは発展途上国に対してワクチン外交を展開していますので、両国の活躍に期待したいです。
新型コロナワクチンは7種類が世界で利用可能となっており、全てが2回接種が必要な設計となっています。
ちなみに7種類のワクチンとは、ファイザー、モデルナ、アストロゼネカ、シノファーム、シノバック、ロシア・スプートニクVワクチン 、インド・バーラトバイオテックの7社製ワクチンです。
日本でもまもなくワクチン投与が始まりますので、早く接種して安心したいです。
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参考記事 *>s
<徳国之声>全球新冠疫苗接种数量超亿
http*://bit.ly/3tzTkf8