黄大仙の blog

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中国はCOVAXに参加し、1000万回分の新型コロナワクチンを発展途上国に提供

中国外交部は3日に、世界保健機関WHO)の新コロナウイルスワクチン共同購入分配計画(COVAX)に正式に参加し、1000万回分のワクチンを提供することになり、WHOが中国ワクチンの緊急使用を承認したことを発表しました。

 

  中国外交部の汪文斌報道官は定例記者会見で、中国はWHOCOVAXに正式に参加し、1000万回分の新型コロナワクチンを提供すると発表しました。

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  WHOは「今年最初の100日以内にすべての国の優先グループのワクチン接種」という呼びかけをしており、中国はこれを受けて1000万回分のワクチンを、緊急で必要としている発展途上国向けにCOVAXを通じて提供します。

 

  中国はすでにパキスタンブルネイなど13カ国の発展途上国にワクチン支援を行っており、次はその他の発展途上国38カ国にワクチン支援を行う予定です。

 

  世界的なワクチン不足を背景に、ワクチンや関連技術支援への関心が高まっており、ロシアのスプートニクVと英国のアストラゼネカ社の新型コロナワクチンが中国で生産されることになり、中国は徐々にワクチン生産拠点の一つになりつつあります。 

 

  ロシア製ワクチンのスプートニクVは、西蔵製薬の100%子会社であるTopRidge Pharma社が、ロシアのHUMAN VACCINE社と協力し、中国での技術移転と事前開発・生産を第三者に委託すると報じられている。

 

  アストロゼネカのワクチンは康泰生物学が、年間4億本の生産ラインの設計を完了したと発表しており、これは2020年の生産能力の2倍の生産能力となります。

 

  これにより、ロシアとアストロゼネカの技術が、中国企業によって習得されることになります。

 

  ドイツのバイエルン州のシェーダー知事は、欧州の規制当局に対し、ロシアと中国のワクチンを早急に見直し、安全性と有効性が証明されれば採用するよう求めています。

 

  セルビアでは、中国のワクチンによって、他のヨーロッパ諸国よりも早く予防接種が進んでおり、接種率はヨーロッパで一番高くなっています。

 

  日本ではワクチン接種の準備が進んでいますが、中国ではワクチン外交が着々と進んでいます。自国製ワクチンを持っている国は強いです。

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参考記事 *>s

 

<世界新聞網>中國加入COVAX 提供1000萬劑疫苗助發展中國家

http*://bit.ly/39PZwYx

<世界経済フォーラム>新型コロナウイルスワクチンに関する、グローバルな計画「COVAX」とは?

http*://bit.ly/2YP67vV

 

<百度新聞>COVAX提供1000剂疫苗的是哪些中国公司?中国将从COVAX获得多少疫苗?外交部回应

http*://bit.ly/3oVATxE

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