米海軍の空母ニミッツが中東を離れ、南シナ海に移動しました。バイデン大統領が演説で中国が最も深刻な競争相手であると発言した後、米軍は中国を下降スパイラルに陥らせ、中国を包囲するために動き出しています。
米国に拠点を置く世界中の華向けのメディアの世界新聞網の報道によりますと、バイデン大統領は4日に国務省で外交政策について初めて演説を行い、中国への対抗姿勢を強調しました。
バイデン演説に前後して、米軍は中国の近海で軍事的行動を行なっています。
4日には米海軍イージス駆逐艦McCainが、航行の自由作戦で台湾海峡を南下して南シナ海に入り、西沙諸島に達しました。
5日には空母ニミッツ、イージス巡洋艦プリンストン、イージス駆逐艦ストレイからなる空母打撃群が、マラッカ海峡を経由して南シナ海に入りました。
中国衛星画像 バシー海峡を通過する米空母
1月23日には米空母ルーズベルトと打撃群も、台湾南方のバシー海峡を超えて南シナ海に入る姿が、中国の衛星に捕らえられており、横須賀に拠点を置くレーガン空母打撃群とあわせて、3隻の空母艦隊が同時にインド太平洋地域で任務を遂行するという異常な状況となっています。
バイデン大統領が就任して以来、南シナ海で米軍が作戦行動を行うのは初めてです。
これに対し、人民解放軍南部戦区司令部は、海軍と空軍に米軍を追跡、監視するよう命じたと述べ、南シナ海の平和を故意に混乱させたと、米軍の行動を批判しました。
バイデン大統領率いる米軍の動きは、「下馬威」と言われる「出会い頭のハッタリ」「就任直後の威嚇」に過ぎない、とみる識者もいます。それが正しければ、バイデン政権に武力衝突の意思はないということになりますが。。。
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参考記事 *>s
<世界新聞網>對中下馬威？拜登稱中是「嚴峻對手」 美航母就進逼南海
http*://bit.ly/3rsXAer
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