米ルイジアナ州は現地時間2月8日に、中国に新型コロナ賠償を求めた訴訟を取り下げる申し立てを行いました。
中国環球網の報道によりますと、米ルイジアナ州タンジパホアのダニエル・エドワーズ保安官は、現地時間の2月8日にニューオーリンズの連邦地方裁判所に対して、中国を相手にした新型コロナ感染病の補償を求める訴訟を棄却する申し立てを行いました。
本訴訟は昨年5月にダニエル・エドワーズ保安官が全国の保安官を代表して集団訴訟を起こした訴訟で、新型コロナウイルスが中国の研究所で発生したという証拠があると主張しています。
また、訴訟ではウイルスの蔓延と米国企業への影響により、様々な手数料や税収を失い、刑務所では受刑者や警備員の検査を義務付けるなど、運営コストが増大したと主張しています。
連邦地方裁判所に提出された書類には、訴訟の取り下げの理由は記載されておらず、エドワーズ保安官もコメントを出していません。
環球網の記事によれば、米国では昨年の早い段階で、新型コロナ流行を利用して中国を威圧し、民事訴訟を起こして、中国から賠償金を求めようとしていました。
2020年4月22日にはミシシッピー州の司法長官が、中国政府を相手取り、中国側に責任の所在と新型コロナ流行に対する賠償金の支払いを求める訴訟を起こすと発表しました。
この時中国外交部は、国際的には主権免責の原則があり、国家が他国から被告として訴えられることはないとし、中国のせいにしても米国自身の問題は解決せず、中国に対する罵倒的な訴訟は成功しないと繰り返していました。
新型コロナウイルスの起源については、WHOの武漢調査も終わりましたが、中国の経済援助とワクチン支援と引き換えに、中国起源説に反対する国も増えており、2~3年後と言われるWHOの報告書の結論は予想がつきますね。
『ウイルスが中国起源である証拠は見出せなかった』
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参考記事 *>s
<環球網>撤诉中国?美国这“治安官”,终于“悟”了?
http*://bit.ly/3a0jrDX