黄大仙の blog

何にでも首を突っ込みたがる好奇心旺盛なOJISANブログです。

中国が中越国境にミサイル基地を建設か? ベトナムは弾道ミサイル配備の準備

ベトナム外務省は、中国が中越国境から20kmのところに地対空ミサイル基地を建設していると指摘し、完成しているかどうか調査する用意があると述べました。

 

  アメリカに拠点をおき、中華人民共和国の政治ニュースを専門的に扱うメディアの多維新聞の記事から。

f:id:deepredrose:20210209111311j:plain

  ベトナム外務省のLe Thi Thu Hang報道官が記者会見で、記者からの質問に対して、中国のミサイル基地完成のニュースの信憑性を調査すると回答しました。

f:id:deepredrose:20210209111330j:plain

  中国が広西チワン族自治区寧明県に、地対空ミサイル陣地を建設しているのを写した衛星写真が、中国のメディアで発表されています。

f:id:deepredrose:20210209111351j:plain

  衛星写真には、軍用トラックとレーダーのセットが、少なくとも6つのミサイル発射陣地と一緒に見ることができます。

 

  一方ベトナムはインドから、ブラモス超音速巡航ミサイルの購入を検討しており、インド政府がゴーサインを出せば、すぐに取引が成立する可能性があります。

f:id:deepredrose:20210209111411j:plain

             ブラモス超音速巡航ミサイル

  ブラモス超音速巡航ミサイルは、地上、空中、水中の両方で発射できる世界で唯一のミサイルで、精密にターゲットを攻撃することができ、最大300kgの通常弾頭や核弾頭を搭載し、マッハ2.8以上で飛行可能で、中国のミサイル防衛システムでは止められないと、インドメディアは報じています。

 

  ベトナムがブラモス超音速巡航ミサイルを配備すれば、南シナ海での中国の行動を脅かす可能性があります。

 

  インドはベトナムに対して、武器購入のために368億ルピー(530億円)の信用枠を融資しています。この中にはブラモス超音速巡航ミサイルだけでなく、ベトナム海軍が使用するための12隻の高速艇(100億円相当)も含まれています。

f:id:deepredrose:20210209111451j:plain

  中国とベトナム両国は、海洋問題を解決することを望んでおり、両国が早期に双方に受け入れられる基本的かつ長期的な解決策を見出そうとしています。

 

  双方とも国境での軍備を拡張しているのは、それぞれが交渉を有利に進めようとする意図があるのでしょう。

 

[あわせて読みたい記事]

deepredrose.hatenablog.com

deepredrose.hatenablog.com

deepredrose.hatenablog.com

参考記事 *>s

 

<多維新聞>中国被指在中越边境修6导弹阵地 越南表态[]

http*://bit.ly/36USEqJ