黄大仙の blog

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5月20日は離婚届を受け付けてもらえません。

520日は注意が必要です。ほぼ全国で離婚届を受け付けてくれません。結婚届は受け付けてくれますが、一部で結婚届も離婚届も受け付けない地域もあるので、事前にご確認を。中国本土の話ですが。

 

  中国で結婚や離婚する場合には、二人で地方政府の婚姻登記所を訪れて申請手続きを行う必要があります。

 

  申請が認められると結婚証または離婚証が交付され、めでたく結婚や離婚が成立します。

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  結婚証も離婚証も見た目は同じなので、しっかりと字を読まないと見間違えそうです。

 

  ただし結婚証は中の写真が二人一緒に写った写真なのに対して、離婚証は一人だけの写真なので、写真を見れば区別はすぐにつきます。

 

  さて、本題に戻りますと、520日は結婚申請は受け付けますが、離婚申請は受け付けないという通達が各地方の婚姻登記所から発せられました。

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  理由はこの日は結婚申請する人が、半端ないほど多く、婚姻登記所の窓口に他部署から応援の人員をかき集めても足りないほど忙しいので、離婚申請を処理する余裕など無い、ということなんです。

 

  520日に、なぜたくさんの人たちが結婚申請をするのでしょう?それは「520」という数字の並びにあります。

 

  「520」を中国語読みすると、「5wu, 2er, 0ling{ウー、アー、リン}となります。この発音が「我爱你(あなたを愛してます)」の発音「我wo,ai, ni{ウォ、アイ、ニー}に似ているので、520日は愛の日、愛を成就する日として、この日に結婚申請をする人がとても多いのです。

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  例年ですと520日の婚姻登記所は大混雑はしていますが、結婚も離婚も受け付けていました。今年離婚申請が受け付けられ亡きなったのは、結婚手続きは78分で終わるけど、離婚手続きは1時間近くかかるからと説明されtますが、実際のところは新型コロナ流行のため、混雑を少しでも避けたかったのでしょう。

 

  今の時期「集、近、閉」を避けたいのは中国人も日本人も同じようです。

  

  なお、520日の離婚申請の受付停止ですが、一部の地方では停止の取り消し通知が出てきたり、結婚も離婚も受け付けないとする地方もあったりと、現場は混乱しているようです。

 

参考記事

 

<百度新聞>湖南平江婚姻登记处回应520当天不办离婚:欠考虑,将撤回

http*://bit.ly/33UNv00

 

<澎湃新聞>安徽肥西:520婚姻登记不再接受网上预约,仅采取现场预约

http*://bit.ly/3eXIAC0

 

<澎湃新聞>辽宁营口鲅鱼圈区:取消520日、21日婚姻登记所有业务

http*://bit.ly/3weh74x