黄大仙の blog

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日本が台湾にワクチン提供を検討 中国の反応は...意味不明

日本政府が台湾に対してワクチンを提供する方向で検討していることを受け、中国政府は「台湾がワクチンを利用して独立を謀ろうとしても目的は達成できない」と台湾側をけん制しました。ワクチンと台湾独立とにどんな関係があるのでしょう。

 

 

  台湾の中央通信社によると、日本政府は、購入した新型コロナワクチンの一部を他の国や地域に提供することを検討しており、台湾への提供も検討していることを確認しました。

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台湾蔡英文総統のツイート

  日本政府は、2011年の311東日本大震災の際、台湾は迅速に日本に寄付し、さまざまな支援を行ってくれた、多くの日本人は「311の恩を忘れない(勿忘311恩情)」としています。

 

  台湾はアストラゼネカ社やモデルナ社などに1200万回分のワクチンを発注していますが、届いたのは70万回分にすぎず、「中国からの妨害があって契約がまとまらない(台湾・蔡英文総統)」という状況が続き、ワクチン接種率は人口の1%を超えるほどにとどまっています。

 

  日本政府からのワクチン供給の意向に対し、今後は健康被害があった場合の賠償の在り方などの調整を急ぎます。

 

  一方台湾へは、中国からもワクチン供与の意向を示されていますが、こちらは拒否し続けています。

 

  ワクチンをめぐる日台の良好な関係を横目に、中国外交部の趙立堅報道官は定例記者会見で、「台湾がワクチンを利用して独立を謀ろうとしても目的は達成できない」と台湾側をけん制しました。

 

  よっぽど悔しかったんだろうと思いますが、ワクチンと台湾独立がどのように関係するのか、さっぱりわかりません。

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  多くの中国国内メディアでも、批判の意見が掲載されています。

 

  アストロゼネカ製ワクチンが、副反応で血栓ができやすくなり、欧州では使用禁止にする国もあることを例に挙げ、「日本は1億2千万回分のアストロゼネカ製ワクチンの調達契約を締結しているが、副反応が怖くて自国民に使いたくないので台湾に供与するに過ぎない」と批判しています。

 

  中国の反応は『余計なお世話』なんですが、「内政干渉するな」とでも言い返せばいいんでしょうね。

 

  中国製ワクチンは73種類もの副反応が報告され、「世界で最も安全性の低いワクチン」と中国の専門家に評されるほど副作用が多いのですから、アストロゼネカ製ワクチンの方がよっぽど安心して摂取できます。

 

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参考記事

 

<中央通訊社>挺日本政府提供台灣疫苗 日網友:勿忘311恩情

http*://bit.ly/3fwbut5

 

<東方新報>日本向台湾提供疫苗,用副作用强的疫苗搞“疫苗外交”

http*://bit.ly/3c2Z35Y

 

<百度新聞>自己不敢用就送出去?日本打算向台湾“恩”,送阿斯利康疫苗

http*://bit.ly/3yKvZtJ