中国江蘇省蘇州の感染拡大が止まりません。UMCに続き、台湾の半導体封止・検査大手、京元電子(KYEC)の子会社やでも感染が確認され工場生産が停止されました。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオのニュースをレポートするメディアの世界新聞網の記事より。
深刻な流行が起きている江蘇省蘇州市の発表によると、15日に確認された感染例に、台湾京元電子(KYEC)の子会社である京隆科技(蘇州)有限公司の従業員が24例、蘇州三星(サムスン)電子有限公司の従業員が25例含まれていることが明らかになりました。
14日の無症状感染者も京隆科技の従業員であり、13日の確定感染者の2名は京隆科技の従業員、1名はUMC子会社の和艦科技の従業員でした。
蘇州市は15日0時から高速道路の入り口15カ所を閉鎖し、31カ所の高速道路検問所を設置し、波及を防いでおり、省間・市間の旅客シャトルバス、貸切バスの運行を停止しています。
蘇州市は16日午前0時から、新たに高速道路の入り口18箇所と長江フェリー4隻を閉鎖し、さらに32箇所の交通管制チェックポイントを設置すると再度発表しました。
鉄道で蘇州を出発する乗客は、48時間以内のPCR検査の陰性を証明し、体温検査を受け、健康コードと旅行カードを確認しないと駅に入ることができません。
また、蘇州市は市民に緊急時以外は市外に出ないように呼びかけており、市外に出る必要がある人は事前にPCR検査を受けることを義務付けています。
蘇州は台湾のテクノロジー企業の中国における重要な生産拠点であり、疫病の発生に伴い厳格な出入国管理が実施されているため、企業の通常業務に影響を及ぼす可能性があります。
なぜか日本での報道が少ないので、読者の方も取引先に影響がないか確認されることをお勧めします。
封控区:自宅からの外出禁止。定期的なPCR検査が義務付けられる。
管控区:管控区域からは出られない。集会などは禁止、指示に従い指定された場所にてPCR検査を受診する。2日毎に1人だけ必要な生活用品を買いに行くことができる。
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参考記事
<世界新闻网>京元电子苏州子公司、苏州三星电子 均传有员工确诊
http*://bit.ly/3GWQfLB
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