最近、北京と武漢で新型コロナ感染症の発生が再確認されています。 中国メディアは、この感染はすべて、ある販売会社が最近開催した研修イベントに関連していると報じています。
中国国内メディアの捜狐網に掲載された記事より。
当局の発表によると、21日夜から22日昼にかけて、武漢、北京、青島でそれぞれ14人、4人、1人の合計19件の新型コロナ感染陽性者が発生しました。
いずれも武漢で行われた如新(中国)日用保健品有限公司(Nu Skin)が主催する販売員研修イベントへの参加者であることがわかりました。
如新(Nu Skin)の販売員研修イベントは18日から20日にかけて、武漢凱萊熙ホテルで行われ、66名が参加したとのことです。
如新(Nu Skin)は、水曜日に問題のイベントは販売店の製品研修であり、販売店自身が如新(Nu Skin)に申請することなく主催したものであるとの声明を発表しました。
また声明の中で、同社は湖北省でのオフライントレーニングをすべて中止し、湖北支店も業務を停止したことを伝えています。
Nu Skinは1984年に米国ユタ州プロボで創業し、化粧品・健康食品(サプリメント)の開発製造・販売を行う企業です。
2014年には中国国家工商行政管理局から、マルチ商法の疑いがあるとして調査されています。
如新(中国)日用保健品有限公司はNu Skinの中国子会社です。
オフラインの社員研修は感染対策を怠りなく実施しましょう。
参考記事
<捜狐網>一场培训出现19例新冠感染者,事关这家直销企业
https*//bit.ly/3saEqx3