中国広東省深圳市福田区で最近発生した新型コロナ感染の流行の責任を負わされて、深圳市公安局や福田区政府などの幹部が多数解任されたと、地元の官報が報じました。
米国国営の国際メディア自由亜州電台の記事より。
地元メディアの深圳特区新聞は、福田区での流行は地元の常備防疫業務の抜け穴を明らかにしとの記事を掲載しました。
記事では、流行は一部の党幹部と区政府幹部が職務と責任を怠ったとして、当局が市公安局副局長の黄文雅、福田区政府副知事の葉文戈、福田区保健衛生局長の姚泉百など地元政府幹部8人を解任することに決めたと発表したことを伝えています。
深圳市の当局は、最近地元で感染が再燃していることを受け、全市民のPCR検査を実施しています。
深圳市新型コロナ予防管理指揮部は18日、一部の地域は「ゼロコロナ」が達成されたとして、同日から通常の生活秩序と生産活動が再開されましたが、「ゼロコロナ」されていない地域はまだロックダウンを含めて厳格な管理が必要だと発表しました。
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中国のゼロコロナ対策は極端な疫病対策だと思いますが、ひとたび流行したら市政府や共産党幹部が責任取らされると言うのも厳しいですね。
日本では疫病が流行しても誰かが責任を取ったなんて聞いたことがありませんし、営業自粛を強制された業界関係者が困窮しても誰も責任とってませんからね。
参考記事
<自由亜州電台>抗疫不力 多名深圳官员被免职
http*://bit.ly/3CU2kAB