黄大仙の blog

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上海の企業は、都市封鎖下の経済を維持するために「スタッフが会社に住み込」んでいる

上海は、2年前に武漢を襲った新型コロナ感染拡大よりも深刻な感染拡大に見舞われています。上海の金融の安定を保ち、輸出入を正常化し、人々の生活のための物資を迅速に配備するために、上海では「企業生活」が優先と考える人たちがいます。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

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上海の多くの金融機関は事務所で寝泊まり

  中国最大の商業都市である上海には、株式、債券、通貨、為替、金、先物、手形、保険など、さまざまな金融要素の市場が集まっています。

 

  2021年の年間金融市場取引総額は2,500兆元(48800兆円)を超えるといいます。

 

  このような巨大な取引規模は、上海の金融の「脈動」を断ち切ったり、止めたりすることができないことも意味しています。

 

  しかし、上海の厳しいゼロコロナ政策による都市封鎖により、多くの人が移動できなくなり、経済活動に深刻な影響を与えています。 金融業務を通常通り行うにはどうしたらよいのでしょうか?

 

  上海の多くの銀行、証券会社などが「社内で生活しろ!」と緊急対策を発動し、無数の金融屋が事務所に寝泊まりして、『資金の流れを絶やさないように』、金融市場を守っていると中国内メディアで報じられています。

 

  報道によれば、会社泊まり込みは職務を円滑に進めるためであり、泊まり込みがなければ不測の事態に迅速に対処することはできないとしています。

 

  各金融機関が発表した現場図を見ると、感染流行下では、最前線に駐在する金融実務家のベッド、寝袋、テントはほぼ標準化されているようです。

 

  上海港では、岸壁周辺の港湾区域で活動する水先案内人、船舶代理店などのスタッフに宿泊施設と必要な保護を提供し、スタッフが24時間岸壁に滞在して、船舶が正常に接岸・出港できるように配慮しています。

 

  これにより、世界最大の貿易港での通関が「途切れなく」行われるようになっています。

 

  大手スーパーの大潤発(RT-マート)南匯店の店長である王忠魁さんも、32日間、従業員105人とともに店の床で寝泊まりしていたといいます。

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大潤発(RT-マート)南匯店で寝泊まりする店員

  1日に100件以上の電話を受け、食料品、肉、卵、牛乳、おむつ、インスタントラーメン、粉ミルク、あらゆる種類の薬、さまざまな商品が電話で配達を依頼されるそうです。

 

  スーパーマーケットの店舗にスタッフと寝泊まりし、夜は防湿マットを敷いて事務所が寝室に変わり、昼間はまた片付けて事務所に復旧するのだそうです。

 

  スタッフは、泊まり込みを始めた時は、着替えと最低限の生活用品だけを持ってきたそうです。

 

  王忠魁店長は、彼らが店に残ることで、一般市民が「自分たちをいつも見守ってくれる店があること、助けてくれる人たちがいること」を知ってもらい、安心してもらうことができると述べています。

 

  スタッフは毎晩微信(LINEのようなもの)で家族と会話しており、王忠魁店長も「息子に宿題の進み具合を聞いたり、微信でピアノを弾いてもらったりしているんです」と語っています。

 

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  感染拡大への対策は市民生活を圧迫しますが、そのような中でも、見えないところで市民生活を支えくれる人たちがいることを忘れてはいけないと思います。

参考記事

<世界新聞網>封控下维持经济运转 上海多家企业要「员工住公司

http*://bit.ly/3KwKFSB