中国人民解放軍海軍は4月23日の建軍記念日に合わせて、空母のプロパガンダ映画「深藍!深藍!(ディープ・ブルー)」を公開しましたが、 「深藍!深藍!」のエンドクレジットで、中国の3隻目の空母がまもなく公開されることが示唆されています。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
「深藍!深藍!」は、約6分間の動画で、殲-15戦闘機のパイロットや中国初の空母「遼寧」、国産初の空母「山東」の将兵が登場し、中国の航空母艦の功績をPRしています。
動画は、カメラワーク『17』と書かれた飛行甲板とフレームの中の白い空間を睨みながら、艦上戦闘機が空母から発艦する場面で終了します。『17』は空母山東のペナント・ナンバーです。
環球時報は、動画のエンディングは、中国第3の空母のお披露目を示唆するものと考えられると報じています。
中国第3の空母はさまざまな新技術を用いて開発されており、今年後半には進水する見込みであると伝えられています。
香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストは、上海の都市封鎖の影響で、一部の主要部品に遅れが生じており、第3の空母進水式典も遅れたと伝えた。
当初の式典は、中国人民解放軍創立73周年にあたる4月23日に予定されていたとのことです。
中国の沿岸地方にちなんで『江蘇』と名づけられる可能性が高い第3の空母は、建造には多くの新技術が使われており、最先端の電磁カタパルト技術も使っているので、完成時期はもう少し先になり、2022年の後半に進水できるようになると思われています。
中国の海軍力拡充も着々と進められており、今の自衛隊の戦力では対抗できないと思われています。
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参考記事
<世界新聞網>解放军宣传片预告 中国第3艘航空母舰即将亮相
http*://bit.ly/36B52zi