黄大仙の blog

何にでも首を突っ込みたがる好奇心旺盛なOJISANブログです。

中国の平均寿命 77.93歳から78.2歳に伸びる

中国国家衛生健康委員会がこのほど発表した統計データによりますと、中国人の平均寿命は2020年の77.93歳から、2021年は78.2歳まで延びました。

  中国の国内ニュースサイトの百度新聞に掲載された記事より。

平均寿命の伸びは医療の充実の賜物です

  国家衛生健康委員会によると、妊産婦死亡率は0.0169%から0.0161%(妊産婦10万人に対して16.9人から16.1人)に、乳児死亡率は5.4‰から5.0‰(出生1000人当たり5.4人から5.0人)にそれぞれ減少し、医療・保健の全分野で前向きな進展がみられたということです。

 

  国内の2級・3級公立病院を対象に、医療サービスの質、運営効率と内部管理、持続的発展の仕組み、国民の満足度など、さまざまな側面から評価・分析を行い、発展環境の最適化、経営の改善、国民の健康ニーズへの対応を図りました。

 

  衛生資源の面では、21年末時点の全国の医療衛生機関数は103935カ所で、前年比8013カ所増。人口1000人当たりの病床数は20年の6.46から21年の6.70に増加。人口1000人当たりの医師数は3.041000人当たりの登録看護師数は3.56でした。

 

  都市と農村の医療予防能力の統合を推進し、電子健康記録の普及を総合的に推進し、電子カルテの普及と応用を促進し、基本的な公共医療サービスの均等化を推進します。

 

  少数民族の居住する県や国境地帯など、医療サービスの能力が低い地域に焦点を当て、国家医療チームを組織し、関連地域への医療ツアーを実施しています。

 

  日本の2020年の統計データによりますと、妊産婦死亡率は、妊産婦10万人に対して2.8人、乳児死亡率は、出生1000人当たり3.2人となっています。

<参考>【第1回】1.我が国の周産期医療の現状

bit.ly

 

  また、日本の人口1000人当たりの病床数は12.8床と、中国を上待っているのはもちろん、OECD平均の4.4床の3倍近くになっています。

(それなのに、コロナ禍で病床逼迫が叫ばれていたのはなぜでしょうね?)

<参考>日本が「医療貧国」であるこれだけの理由、無駄に長い入院・過剰な病床数

bit.ly

 

参考記事

<百度新聞>北京专报丨国家卫健委:我国人均预期寿命由77.93岁提高到78.2

http*://bit.ly/3uNAeUO