黄大仙の blog

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台湾軍戦闘機が爆弾を搭載して飛行。ペロシ訪台への逆ギレ報復の、台湾周辺での中国軍実弾軍事演習との関係は?

ナンシー・ペロシ米下院議長が3日に台湾訪問を終えました。翌4日から台湾島を取り囲むように6つの空海域で、中国軍が実弾軍事演習を行っていますが、台湾空軍戦闘機が台湾の空軍基地から次々と飛び立つ姿が目撃され、中国メディアがざわついています。

  中国国内ニュースサイトの新浪新聞網に掲載された記事より。

爆弾を搭載して飛び立つ台湾空軍ミラージュ2000戦闘機

  中国の反対を押し切ってペロシ下院議長が台湾を訪問しました。中国人民解放軍は、4日正午から7日正午までの予定で、台湾島周辺の6つの空海域で重要実弾演習を実施しています。

 

  中国軍の演習が始まる直前の4日午前に、台湾空軍の台東志航基地で爆弾のようなものを搭載した戦闘機が離陸するのが目撃され、基地周辺は緊迫した雰囲気に包まれました。

台湾島を包囲する中国人民解放軍演習空海域(1〜6号)と台湾軍台東志航基地

  台湾の軍事マニアの目撃情報によると、4日午前6時、台東志航基地の滑走路に台湾空軍のミラージュ2000戦闘機が現れ、地上スタッフが慎重に戦闘機搭載の爆弾をチェックしてから離陸しました。

 

  ミラージュ2000戦闘機に続き、F-5E戦闘機とF-5F戦闘機が離陸したとのことです。

 

  台湾空軍は、ミラージュ2000F-5EF-5Fは日常的な訓練の一環として空中で待機しており、台湾東部海域での中国人民解放軍の軍事演習とは関係なく、台湾国民は過度に心配する必要はないとしています。

 

  中国人民解放軍東部戦区の発表によりますと、4日午後1時頃、陸軍部隊が台湾海峡で実弾による長距離射撃訓練を行い、台湾海峡東部の特定地域に対して精密打撃を行い、期待通りの成果を上げたとのことです。

 

  また、4日午後3時から4時過ぎにかけ、9発の東風15短距離弾道ミサイルを発射し、訓練海域に落下しましたが、うち5発は日本の排他的経済水域(EEZ)の内側に撃ち込まれたと推測されています。

弾道ミサイルの発射位置と落下位置

 

  ペロシ下院議長訪台、訪日や、中国軍の弾道ミサイルが日本のEEZに撃ち込まれたことが、日本のマスコミの扱いが小さいようなのですが、なぜなんでしょう?中国に忖度してるのでしょうか?

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video.sina.com.cn

  中国メディアも『台湾の軍事マニア』の目撃情報を報じるくらい、 台湾軍の動きには注意しており、偶発的な衝突がないように気を遣っているようですが、日本には何の配慮もないですね。そのうち、領海内に弾道ミサイルを撃ち込んでくるつもりですかね。


 

参考記事

<新浪新聞中心>吹哨壮胆?台军战机陆续挂弹升空 台空军忙解释称与解放军军演无关

http*://bit.ly/3oQX9eE

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