黄大仙の blog

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ドイツ国会議員団が台湾を訪問:行動で支持を示せ 中国は抗議

ドイツ連邦議会超党派の台湾友好議員団が2日台湾に到着し、俞大㵢外交部政務次長が一行を出迎えました。一行は6日まで滞在し、蔡英文総統や頼清徳副総統との会談などが予定されています。 中華人民共和国外交部は抗議の声明を発表しています。

  ドイツ国営の国際放送事業体の徳国之声の記事より。

台湾に到着したドイツ議員団

  キリスト教民主同盟(CDU)のクラウス・ペーター・ウィルシュ議員が率いるドイツ連邦議会代表団は、与野党6名のドイツ国会議員で構成されており、2日から6日までの日程で、台湾の蔡英文総統、頼清徳副総統、游錫立法院長、吳釗燮外交部長と会談する予定です

 

  代表団はまた、台湾のエネルギーおよびデジタル開発政策を中心にドイツ企業の代表者と会談し、ハイテク分野における二国間の安全保障および貿易協力を促進するため、台南科学園区を訪問する予定です。

 

  ドイツ代表団には台湾の謝志偉駐ドイツ代表が同行しており、謝志偉駐ドイツ代表はSNSで「6つの政党がすべてここに集まっている、なぜなら、党派に関係なく彼らは皆、台湾を支持しているからだ。」と投稿しています。

 

  ドイツ代表団によると、今回の訪問の目的は、台湾の現地の治安状況を把握し、同国の経済・政治発展の概要を理解することだとのことです。

 

  台湾の外交部は、今回の訪問はドイツ議会の公式な性格を持つだけでなく、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問後に、中国が台湾へ軍事的脅しをかけたことに対抗したフランス議会代表団の台湾訪問に続き、ドイツが台湾への確固たる支持を表明したことだと指摘しています。

 

  ドイツと台湾は公式な外交関係はありませんが、常に友好的な関係を保ち、経済、文化、学術面で緊密な協力関係にあります。

 

  代表団は、「訪日の目的は台湾に友情を示すことである。 台湾は民主主義国家であり、 他の民主主義国と接触し、協力関係を維持することは重要です。 さらに、中国が台湾を脅かしている時に、我々が台湾を訪問しなければ、台湾にとってマイナスのシグナルとなる」と述べました。

 

  中華人民共和国の外交部は、中国政府がドイツ側に対して、一つの中国の原則を守り、台湾独立派との接触を直ちに停止するよう要求したとする声明を発表し、「中国は国家の主権と領土の一体性を断固として守るために必要な措置を取る」と述べました。

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  日本の岸田政権が中国に忖度して台湾には厳しく応対しているのに対して、欧米諸国は台湾との外交関係を築き始めているようです。

 

  あまり中国を刺激しすぎると何を仕出かすかわかりません。


 

参考記事

<徳国之声>已抵台灣!德國議員團來到 台外交部:以行動展現支持

https://bit.ly/3M0Csrq