新型コロナ感染が拡大する中国で、家庭用酸素吸入機が爆発的に売れ始め、ECプラットホームで売り切れが続出しています。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
淘宝網、京東や他の電子商取引プラットフォームで、家庭用酸素吸入機が飛ぶように売れ、在庫切れになっていると中国メディアが報じました。
酸素吸入機メーカー各社は、短期的な需要急増に伴い増産に踏み切ったと発表しています。
復旦大学華山病院感染科の院長で国立感染症医療センター所長の張文宏氏が、新型コロナに感染した後に起こる「沈黙の低酸素症(silent hypoxia)」に高齢者が注意するよう言及しました。
最近、多くの医師が高齢者に「沈黙の低酸素症」の危険性を警告したことで、酸素吸入器を買い求める人が増えています。
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中国の感染拡大はかなり進んでいて、私の知り合いも軒並み感染してしまい、6日連続で抗体検査陽性だと嘆いているのもいます。
今月初には風邪薬が薬局から消えたとは聞いていましたが、酸素吸入機も品不足に陥っているようです。
日本でも風邪薬を買い漁る中国人がニュースになっていましたが、酸素吸入機の買い漁りも始まるのでしょうか?
参考記事
<自由亜州電台>老人染疫后恐缺氧 中国氧气机卖光
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