黄大仙の blog

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米国過去最大の国防権限法が成立 王毅外交部長:中国は米国の強力ないじめに断固として対抗する

台湾への軍事支援を目的とした2023年度米国国防権限法が、連邦議会の上下院で超党派による賛成多数で可決された後、23日にバイデン大統領が署名して成立しました。中国共産党王毅外交部長は25日、中国は強力ないじめに対抗するために断固として行動を起こすと強く抗議しました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

米国国防権限法成立に抗議する王毅外交部長

  王毅外交部長は25日に『2022年の国際情勢と中国外交に関するセミナー』で講演し、「我々は米国の誤った対中政策に断固として抵抗し、2つの大国が仲良くするための正しい道の探求を推進する」と述べました。

 

  王毅外交部長はさらに、「米国が中国を封鎖、抑圧、挑発することに固執し、中米関係に深刻な困難をもたらしたことに直面し、中国は強力ないじめに対抗するために断固とした行動をとる」と述べました。

 

  王毅外交部長は、「習近平主席がバイデン大統領とバリ島で中米首脳の対面会談を行い、相互尊重、平和共存、ウィンウィン協力という3原則に基づいて米中関係を推進することを強調した」と述べました。

 

  続けて、王毅外交部長は、「バリ島での中米首脳会談で、バイデン大統領は『4つのノーと1つの無い』を改めて表明し、米国は台湾問題を中国封じ込めの道具にしようとせず、米国は中国からの離反、中国の経済発展の妨害、中国包囲を求める意思を持っていないことを明らかにした」と述べました。

 

  王毅外交部長は、「中国と米国は切り離すことも、連鎖を断ち切ることもできない。 競争を誇張することは、一つの利益よりも百の不利益をもたらすので、協力を求めることはオプションではなく、必要なことである」と強調しました。

 

  「我々は、米国側が中国の封じ込めと抑圧をやめ、中国の内政干渉をやめ、中国の主権、安全、発展の利益を損なわないよう求める。我々は、米国側が軌道修正し、中国に対する客観的かつ合理的な認識を確立し、前向きで実際的な対中政策を追求し、中米関係の健全で安定した発展のための4つの柱と強固な基盤を共に構築することを求める」

news.yahoo.co.jp

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  普段なら外交部報道官が定例記者会見で述べるような声明を、外交部長が直々に発表するところが、中国の焦りを表しているようです。

参考記事

<世界新聞網>美通过国防授权法 王毅:中方坚决反制美方强权霸凌

https://bit.ly/3WEOwCM