通信機器中国最大手の華為技術(ファーウェイ)とフィンランドの通信機器世界大手ノキアは23日、スマートフォンとネットワーク技術の相互ライセンス契約を継続することで合意したと発表しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
ファーウェイとノキアは23日、今年期限切れとなる予定だった両社間の特許技術共有契約を延長したと発表しました。
ファーウェイはこれ以前にも、モバイルのライバルであるOPPO広東モバイル通信有限公司との5G技術ライセンス契約も発表しています。
米国のウォールストリートジャーナル紙は、米国の制裁によってファーウェイは多くの欧米市場から事実上締め出されているが、今回の取引はファーウェイの知的財産が依然としてグローバルネットワークに根付いていることを示していると論じています。
ファーウェイとノキアは、技術ライセンス契約の具体的な内容を明らかにしていませんが、両社はワイヤレスネットワークの構築やワイヤレスネットワークツールの接続に必要な技術をカバーする、いわゆる標準必須特許の主要保有者です。
米国のウォールストリートジャーナル紙は、米国がファーウェイに対して何年も制裁を加えているにもかかわらず、中国企業をグローバルネットワークから切り離すことはまだ大きな課題であると指摘しています。
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特許で守られた技術を持っていると、米国の制裁を受けてもしぶとく生き残っていけるようです。
参考記事
<自由亜州電台>华为与诺基亚达成技术授权协议 美媒:对美制裁挑战