黄大仙の blog

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日本外務省、米誌タイムの岸田首相に関する報道に異議

米誌タイムは9日に電子版で20235/225/29号の表紙を公開し、初めて、日本の岸田文雄首相が登場しました。表紙は「日本の選択」と題され、紹介文には「岸田首相は数十年にわたる平和主義を捨て、真の軍事大国になることを望んでいる」と書かれています。

  フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。

タイム誌の報道に日本政府が異議

  日本の外務省は、見出しと内容が異なるとしてタイム誌を問題視して抗議し、11日午後遅く、タイム誌は電子版の見出しを 「岸田首相はかつて平和主義だった日本に国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている」に変更しました。

 

  元の見出しは、「岸田首相はかつて平和主義だった日本を軍事大国に転換しようとしている」となっていました。

 

  日本政府関係者は、「変更を求めたわけではなく、見出しと記事があまりにもかけ離れていると指摘した。どう変更するかはタイム誌の判断に任された」と説明しています。

 

  松野博一官房長官は記者会見で、「在ニューヨーク総領事館からタイム誌本社に、見出しと内容に食い違いがあると指摘した」と述べました。

 

  林芳正外相は記者会見で、「インタビューの中で岸田総理から、我が国の置かれた厳しく複雑な安全保障環境や防衛力強化、経済政策など幅広い事項について、我が国政府の立場を説明し、かつ、結論部分では世界の分断を防ぐ歴史的な役割を負う担う指導者との論調になっておりまして、記事全体としてみれば、そうした説明が反映されたものと受けとめています」と述べています。

 

  外務省がタイム誌に対して何らかの対抗措置をとったかとの質問に対し、林外相は、「表紙の見出しと内容の食い違いを指摘したが、詳細な交渉過程について詳しく説明する立場にはない」と述べました。

 

  松野官房長官は、タイム誌の岸田文雄首相の表紙について、「世界の分断を防ぐという歴史的な役割を持つリーダーの発言だ。 ストーリー全体としてそのような考えを反映している」とコメントしました。

 

  一方、タイム誌電子版では、岸田氏の写真が掲載された表紙の紹介文に、「岸田首相は数十年の平和主義を捨て、真の軍事大国になることを望んでいる」という表現が残されています。

 

  岸田首相は428日に、首相官邸でタイム誌のインタビューに応じました。岸田首相はインタビューの中で、「19~21日に開催されるG7広島サミットで、中国、ロシア、北朝鮮などの国に対して民主主義国家の結束を目指す。 また、防衛費を増やすことで "日本を世界第3位の経済大国に見合った軍事的影響力を持つ国にしようとしている」と述べたとのことです。

 

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  Amazonで注文しようとしたんですが、『現在在庫切れです。

この商品の再入荷予定は立っておりません。』でした。

 

  表紙にはまだ下記のように書かれてました。

Japan’s Choice

Prime minister Fumio Kishida wants to abandon decades of pacifism and make his country a true military power.

参考記事

<rfi>日本外务省对美国《时代》周刊有关岸田首相的报道提出异议

https://bit.ly/41yUGq4