主要7カ国首脳会議(G7サミット)が5月19日から21日まで日本の広島で開催されます。中国海事局のウェブサイトは14日に、「唐山海事局が5月15日の00時から19日の24時まで渤海で実弾射撃活動が行われ、航行が禁止されるという航行警告を出した」と発表しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
中国海事局の発表では、実弾射撃活動に参加する部隊の種類、演習兵器の配備、具体的な目標などは明示されていません。
G7サミットでは、中国が世界中で「経済的強制力を行使」していることについて、具体的な懸念事項を列挙した声明を発表する予定であると伝えられています。
イエレン米財務長官は、米国が中国の他国市場に対する強制的な経済政策に対する対抗措置を検討していることを確認しています。
共同通信の報道によると、日本の岸田文雄首相は現在、G7を中核として、中国に対する明確な立場を示すよう各国に求めているとのことです。
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中国軍がわざわざG7サミットの直前に実弾演習(『射撃活動』と称してますが)を行いますが、G7は怯むことなく毅然とした対応を示すでしょう。
渤海と広島との距離は1200kmほどです。
参考記事
<自由亜州電台>G7首脑峰会前夕 中国宣布在渤海进行实弹射击活动