米国は7月24日、北朝鮮の弾道ミサイル計画を支援しているとして、6人の個人と5つの中国企業に対する一連の制裁措置を発表しました。
フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。
米財務省は声明で、これらの中国企業と個人は、北朝鮮が弾道ミサイル計画のための部品を入手するのを支援し、いくつかの国連安全保障理事会決議に明白に違反していると非難しています。
米財務省のブライアン・ネルソン次官(テロ・金融情報担当)は、「北朝鮮は国連制裁決議に違反して弾道ミサイルの開発と製造を続けている。これは平壌による無責任な動きであり、地域と国際社会を不安定にするものだ」と述べました。
ネルソン次官はさらに、「米国は、特にミサイル製造のための主要部品の違法な供給網の解体を通じて、これらの国際制裁を実施するために既存の手段を引き続き使用する」と述べました。
米財務省によれば、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、外交官、ビジネス代表団、他国の市民を通じて、弾道ミサイル製造計画に必要な部品を入手することを可能にする、外国仲介者の「広範な」ネットワークを構築しているといいます。
米国が制裁を科した人物のなかには、ミサイル製造に必要な板金を北朝鮮に提供するため、別の中国業者を援助した疑いで米財務省に起訴された施乾沛がいます。
施乾沛の妻、陳天心と従業員2人も制裁の影響を受けており、米国に保有するすべての資産を凍結されました。
米国に拠点を置く個人または企業は、制裁の対象となる団体に協力することが禁止され、もし協力すれば、さまざまな制裁を科せられるリスクがあると警告されています。
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北朝鮮のミサイル開発に協力した企業や個人に制裁を課すことで、
北朝鮮のミサイル開発が停滞すれば、日本にとってもありがたいことです。
日本はミサイル開発に対して、どのような制裁を北朝鮮に科しているんでしょう?
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