台湾の新竹空軍基地のミラージュ2000戦闘機2047号機が10日午後8時、苗栗市後龍沖に墜落しました。同機パイロットの謝沛勳大尉は脱出しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
謝沛勳大尉は午前1時過ぎ、検査と治療のため烏池通総合病院に送られ、頼清徳総統と顧立雄国防部長が11日午前10時に病院を訪れ、哀悼の意を表しました。
新竹基地のミラージュ2000戦闘機は特別点検のため全面飛行停止し、軍もブラックボックスを引き揚げる調査チームを設置しました。
台湾国防部は、午前7時以来、中国人民解放軍党の殲16、空警500などの主力・補助戦闘機や無人航空機の19回の出撃を相次いで検知したと発表しました。
そのうち14機が台湾海峡の中心線とその延長線を越えて台湾の北部、中部、南西部の空域に入り、軍艦と協力して「共同戦闘準備哨戒」を実施したとのことです。
台湾国防部は状況に応じて任務の航空機、船舶、陸上配備型ミサイルシステムを点検し派遣する「統合戦闘準備哨戒」を実施します。
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この件は日本では報じられていませんが、台湾軍の戦闘機が何らかの原因で墜落し、台湾軍は機体やブラックボックスの回収を急いでいますが、中国も戦闘機や軍艦を派遣して墜落海域を捜索しています。
墜落した戦闘機の任務などは明らかにされていませんが、台湾防衛のための兵器の開発でもしてたのでしょうか?
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参考記事
<自由亜州電台>台湾幻象战机坠毁飞官获救 解放军密集骚扰台海周边