黄大仙の blog

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トランプ大統領就任式 プーチンと習近平のビデオ通話で戦略的パートナーシップを発展させる

ドナルド・トランプが第47アメリカ大統領に就任した数時間後、ロシアのプーチン大統領は中国の習近平国家主席とビデオ通話を行っていました。プーチン大統領は両国の戦略的パートナーシップをさらに発展させることを提案しました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

プーチン習近平のテレビ会談 (2025年1月21日)

  ロイター通信によると、20222月のプーチン大統領の北京訪問の際、中国とロシアは「上限なし」のパートナーシップを発表し、プーチン大統領はその数日後、ウクライナ攻撃に数万の軍隊を派遣し、ここ数カ月は中国を「同盟国」と表現しています。

 

  ロシア政府が撮影した会談の映像には、プーチン習近平に「モスクワと北京の協力関係は、広範な国益の共通点と、大国関係のあり方に関する見解の収斂に基づいていることに同意する」と語る様子が映し出されていました。

 

  現場にいたロシア語の通訳によると、習近平プーチンを「親愛なる友人」と呼び、両国関係がより強固になっていると語っています。

 

  昨年12月、ロシアのプーチン大統領は記者会見を開き、この1年の総括を行ったと報じられています。約4時間半に及んだテレビ放映されたこの時の会見で、プーチン大統領は、露中関係のレベルと質は「歴史上かつてないレベル」に達しており、双方が互いのために行うことはすべて完全な信頼に基づいていると述べています。

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  最近のロシアと中国の協力関係は、政治的・経済的な面で深化しています。202312月に、中国の習近平国家主席とロシアのミシュスチン首相が会談し、両国の関係強化の意向を示しました。軍事協力を含む広範な分野での協力が進んでいます。また、ウクライナ侵攻以降、ロシアへの経済支援や外交的サポートを中国が行っていることが明らかになっています。これらの動きは、米国との関係に影響を及ぼす可能性があります。

 

  トランプ大統領下でのアメリカとロシア・中国との関係は、予測が難しいものの、いくつかのシナリオが考えられます。まず、トランプ氏は強硬な対中政策を掲げており、関税や軍事力を用いた圧力が予想されます。ただし、ロシアに対しては、プーチン大統領との個人的な親密さから友好的な関係を築く可能性もあります。しかし、中国との協力関係が強まる中で、ロシアが中立的な立場を取ることは難しくなるでしょう。

 

  このような国際情勢を考慮すると、トランプ政権は中国とロシアの接近を警戒し、両国に対する戦略的な対応を強化する可能性があります。一方で、トランプ氏はビジネスマンとしての経験を活かし、経済的な利益を見込んで交渉を行うかもしれません。したがって、アメリカは両国との関係を個別に管理し、連合の形成を防ぐ戦略を取ることが期待されます。

 

 

参考記事

<自由亜州電台>特朗普就职 普习视频通话发展战略伙伴关系

https://x.gd/9LXsy