昨日日銀の金融政策決定会議が開かれ、
決まったのが「追加の金融緩和とETF買い12兆円」だけ。
結局昼飯食っただけで解散したようです。
毎日新聞の記事から
日銀が追加緩和決定 ETF買い入れ年12兆円に倍増 新型コロナ対応
前倒しで開かれた金融政策決定会合では、
追加の金融緩和、ETF買い増しが決定しましたが、
政策金利は据え置きとなりました。
これで景気に十分な刺激を与えることができるのでしょうか?
株価の動きで市場の評価を見てみましょう。
昨日の日経225の10分足チャートです。
発表直後には上がったもののすぐに下落に転じました。
日銀の政策はまだ不十分だと市場は評価しているようです。
終盤にちょっとだけ買い戻しがあって終値は1万7千円を死守してますが、
日銀の買いオペでも有ったんでしょうか?
一夜明けて今日3月17日の株価はどうでしょうか。
上がって下がってちょっと戻す、前場は前日終値を下回って終わってます。
日銀の政策を市場がどう評価しているのか不明確ですね。
株価が上がらないのは日銀への評価というよりも、
減税への催促相場と見る人もいるようなのですが、
あなたはどう思いますか?
参考までに日経225の日足チャートを見ると、最近の下落ぶりがよくわかります。
私は移動平均をよく見るのですが、ローソク足実体がMA5に押さえつけられて
しばらく上がる様子はありませんね。
今日は開始直後は上がっていたのですが、MA5の手前で押し戻されてます。
ローソク足が上髭になっていますね。テクニカル的には想定内の動きです。
どこまで落ちるのか予想はできませんが、
1万円を割るなんてことなければいいんですけどね。。。
「落ちるナイフを掴むな」という相場格言もあるそうです、
底を確認するまで手を出さないのが正解でしょう。
景気回復するまで消費税も法人税も減税してくれないかな。
日銀黒田総裁は
「一定期間、低成長が続く恐れがある。ただ、それがリーマン・ショックのようになるかと言われると、現時点ではそういう風には見ていない」
と語ったそうなのです。
どうやら不況は長引くのでしょう。
「平成の大不況」に続くのは「令和の大恐慌」ですか?
2050年までに日本は発展途上国並みに落ちるんでしょうか。
どうやって逃げればいいんでしょう、一緒に考えましょう。