多数の死傷者を出したカルワン渓谷での中印国境紛争
中国インド双方から徐々に情報が出てきた。
その中には食い違う内容も。
中国側は殴り合いの衝突と言っていたが、
インド側は中国兵士が有刺鉄棒を使ったと主張。
中国側は武器使用については何も回答せず。
実は衝突ではなく、
中国軍兵士がインド軍兵士を一方的に殺しまくった大虐殺事件だった!?
6月15日に中国とインドとの国境地域で起きた衝突では、
当初報じられたインド側の被害は、死者3名でした。
それがすぐに20名に増え、中国側も死傷者多数と報じられました。
武器を使わない衝突だった割に、死傷者の数が多く、
まだ報じられていないことが多くあると思われていました。
そんな中で、衝突の様子を伝える記事が
アメリカに拠点を置く中国語ニュースメディア多維新聞に掲載されました。
[原題]<多維新聞>【中印冲突】解放军所用武器被披露 中国外交部被问避而不谈[图]
記事はブログの最後に掲載しています。
衝突は6月15日に、
インド軍兵士55名、中国軍兵士300名の間で発生しました。
兵力から言って中国軍はインド軍の約6倍です。
共に日頃訓練を積んでいる兵士同士の決闘ですから、
この兵力差ではインド軍が圧倒的に不利です。
さらにインド軍は素手で戦ったのに、
中国軍はこんな有刺鉄棒で使ってインド兵の頭部をぶん殴ったそうです。
インド軍はただでさえ人数的に極めて不利な上に、
中国軍にこのような武器を使われたのでは勝ち目はありません。
インド軍55名中20名が死亡なんて、
これは中国軍とインド軍との衝突事件ではなく、
中国軍兵士がインド軍兵士を一方的に殺しまくった大虐殺事件です。
中国外交部の記者会見では
中国軍兵士の武器使用について全く触れていませんでした。
記者会見を伝える環球時報の記事には、
<環球時報>中国インド国境紛争 責任はインドにある 中国外交部会見
https://deepredrose.hatenablog.com/entry/2020/06/20/130000
多維新聞の記事では報じていた、
ロイター通信記者からの、
「インド軍当局者は (中略) 中国軍兵士から有刺鉄棒による攻撃を受けたと言っている。あなたのコメントは?」
との質問も、環球時報では報じていませんでした。
中国外交部の趙立堅報道官は、
この質問を無視しています。
中国国内向けには中国共産党に都合の良いことしか報じない、
いつものことです。
インド国内では反中国のデモも活発になり、
中国製品のボイコットも始まっています。
インド世論に中国への報復の機運が広がる前に、
収まってくれれば良いのですが。
+++多維新聞記事+++
[原題]<多維新聞>【中印冲突】解放军所用武器被披露 中国外交部被问避而不谈[图]
[邦訳]<多維新聞>【中印衝突】中国軍が使用した武器が公開され、中国外交部は回答を避けた
<<原文のURLは下にあります>>
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中国とインドの軍隊は6月15日にギャルワン渓谷で再び衝突し、インドは人民中国軍が使用した武器を公表した。香港メディアは現場で撮影され流出した内幕と捕虜となった中国側の人員の状況を掲載し(写真)、アメリカ情報機関は中国側の死傷者数を推定し、インドメディアは詳細を開示し、20名の死亡した兵士の写真を公開し、モディ首相は彼らを殉職者と称した。
英国放送協会(BBC)の6月18日の報道によると、インド軍将校がBBCに語った事によると、戦闘には55名のインド軍兵士と300名の中国軍兵士によって行われた。
このインド軍将校は、「彼らは有刺鉄線で覆われた金属棒で我々の子供達(インド軍兵士)頭を打撃し、子供達(インド軍兵士)は武器を持たずに戦った」と述べた。このインド軍将校は匿名を希望している。
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報道によると、両国はこれまでのところ、武器に関する詳細を公式に開示していないが、銭湯で使用されたとする武器はインドで議論を引き起こしていると報じた。
中印国境のインド軍交換がBBCに提供した写真は、一種の有刺鉄棒であった。
報道では、インドの軍事専門家アジャイシュクラもTwitterに武器の写真を投稿し、中国軍兵士がインド軍兵士を攻撃するために使用した武器は非常に残忍であり、非難されるべきであると指摘した。
この紛争では、インド軍は20名の兵士が死亡し、中国軍にも死傷者がでたが、今のところ具体的な数字の公表はない。インドの野党国民会議党首のラ-フルガンジーは18日に、Twitter上に「中国はどうやって武器を持たないインド軍兵士を殺したのか?何故我々インド軍の兵士は武器も持たずに派遣され、殉職したのか」と投稿した。
中国軍インド軍は5月初めに紛争を起こし、今回の衝突の暴力の程度は前例がないと非難され、インドは現場と1名の中国軍捕虜の写真を公表した。
<かなりセンシティブな写真のため自主規制>
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これに対して、ジャイシャンカル·インド外相は18日にTwitter上で、「事実を明らかにしよう。すべての国境警備隊員は、特に詰所を離れる時には武器を携帯している。6月15日のギャルワン渓谷の兵士たちはそのようにした。(1996年と2005年の合意に基づく)長い間の慣例では、対立する時には銃を使用しない。」と投稿した。
6月18日の記者会見で、中国外交部趙立堅報道官も中国軍が使用した武器について質問された。ロイター通信の記者は、「インド当局者は1名の陸軍将校と兵士が中国兵士からの有刺鉄棒による攻撃を受けたと言っている。あなたのコメントは? さらに、衝突の原因はインド軍が実効支配線上あるいは実効支配線を超えて、中国が建てた設備を破壊したことで引き起こされたことであるのか否か?」と質問した。
第1の質問に対しては、趙立堅は回答を避け、第2の質問に直接答えた。
趙立堅は「この事件の是非はとてもはっきりしており、責任は中国にはない。中国はすでに事件の経緯を詳細に説明した。6月15日の晩に、インド最前線の国境警備隊が中国インド双方の軍司令官級が会談で達成した共通認識を公然と破り、ギャルワン渓谷の情勢が緩和する状況で、再び実効支配線を超えて故意に挑発し、現地に交渉に赴いた中国側の将校や兵士に暴力的に攻撃し、激しく肉体的な衝突を引き起こして犠牲者を出した。中国は、インド側が徹底的に調査して、責任者を厳しく罰し、最前線の軍隊を厳しく管理して、すべての挑発的な行動をすぐに停止し、この種の事件が再び起きないようにすることを期待している。」と答えた。
<多維新聞>【中印冲突】解放军所用武器被披露 中国外交部被问避而不谈[图]
http*://bit.ly/2SaUWub
+++多維新聞記事+++
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