第2次岸田内閣で、親中派林芳正氏が外務大臣が就任したことで、中国政府は中国と日本とが安定した友好関係を築けること期待してます。18日に王毅外交部長は林芳正外相との電話会談で、早期の訪中を要請しました。
中国のYahoo Newsに相当する百度新聞に投稿された記事より。
記事では林芳正外相のことを、期待を込めて次のように紹介しています。
林芳正氏は党派を超えた日本の国会議員連盟である「日中友好議員連盟」の会長を務め、複数の訪中団を率いるなど、日本の「親中派」政治家の一人と言われています。
林芳正氏の父である林芳郎氏は、厚生労働大臣や財務大臣、日中友好議員連盟会長などを歴任し、日本の政界では有名な親中派です。
新華社の既報によれば、林芳郎氏は2001年に中国を訪問した際、過去における日本の植民地支配とアジアの近隣国への侵略は、その誤った国策のために各国に計り知れない損害と苦痛を与えたと認めました。
百度新聞の記事ではこのように、林芳正外相は、父の林芳郎氏の代から親中派であることを最初に紹介しています。
記事は以下のように続けています。
林芳正外相は11日に就任後初の記者会見を行い、中国と韓国に向けた友好のメッセージを発表しました。 林外相は、中国と日本が実践的で協力的な関係を維持し、安定した隣国関係を維持することを望んでいると述べました。
18日には中国の王毅外相が林芳正外相と電話で会談し、「岸田首相が就任して以来、日中両国の首脳は前向きな交流をしている」と述べました。
王毅外交部長は続けて、「中国と日本とは、共同で時代の全体的な流れに対応し、両国関係の正しい方向性を把握し、歴史や台湾など、両国関係の政治的基盤や双方の基本的な信頼に関わる主要な問題について、揺らいだり、後退したり、一線を越えたりしないようにしなければならない。」と述べました。
林芳正外相は、「現在、国際社会は、アジアが重要性を増し、中国が急速に発展しているという大きな変化の時期にあり、日中関係に注目し、期待している。」と述べました。
続けて林芳正外相は、「 日本は、来年の日中国交正常化50周年を機に、中国と協力して、対話と交流を強化し、互恵的な協力を深め、国民の接点を強化し、相違点を適切に管理し、地球規模の課題に責任を持って対処し、「互いに脅威を与えない」というコンセンサスを実行し、安定的かつ建設的な日中関係の構築を推進したいと考えています。」と述べ、日中友好を推進していく考えを示しました。
中国は台湾問題、南シナ海問題、ウイグル人ジェノサイド、香港人権問題などで、国際的な孤立を強めています。
過去には、中国が1989年の天安門事件で世界中から経済制裁を受けた時に、日本の宮沢政権がいち早く中国への制裁を解除し、孤立から救った事例があります。
中国が親中派の岸田文雄首相や林芳正外相に期待するのは、欧米から離れて、中国に都合の良い日本を築くことです。将来日本が日本自治区として、中華人民共和国の植民地となる日に向けて。
参考記事
<百度新聞>果然不简单!日本外相林芳正对华喊话后,王毅和日本通了一则电话
http*://bit.ly/3HHEKJv
http*://bit.ly/3oNknBR