チェコの上院で教育・科学・文化・人権・請願委員会で委員長を務めるイリ・ドラホス上院議員が代表団を率いて、18日にトルコ航空便で桃園国際空港に到着しました。台湾外交部の兪大㵢次長が空港で一行を出迎えました。
米国国営短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
台湾外交部のプレスリリースによると、ドラホス上院議員率いる代表団は台湾政府の招きで1週間の訪問のため、トルコ航空TK-24便で午後6時に桃園国際空港に到着しました。
台湾政府を代表して出迎えた外交部兪大㵢外相は、チェコと台湾との友好関係を深め、様々な分野での二国間交流を深めたいというチェコ側の意思を示した今回の訪問を歓迎しました。
ドラホス上院議員率いる代表団は訪問中に、蔡英文総統および蘇貞昌行政長官と会談し、游錫堃立法委員長や関係省庁のトップも出席する、呉智燮外交部長の主催する宴席を受ける予定とのことです。
また、代表団は台湾と半導体技術、教育、文化の分野で覚書および趣意書に署名し、両国の主要産業技術、人材育成、文化交流における協力を深める予定です。
チェコが代表団を台湾に派遣するのは、2020年8月にミロシュ・ビストルチル上院議長が台湾代表団を率いて以来2回目のことです。
台湾外交部は、チェコ国会とチェコ行政府の合同代表団の台湾訪問を歓迎し、チェコ側の台湾に対する友好と各分野での二国間交流の深化の意志を示すものであると歓迎しています。
また台湾外交部は、今回の代表団の訪問が自由と民主主義の価値を土台に、科学技術、教育、人文などの各分野で両国の協力を積極的に展開し、国家の発展を促進し経済と民主主義の弾力を固める機会であると強調しました。
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日本のマスコミはどこかの国に忖度しているのか、ほとんど報じられていませんが、チェコやリトアニアなど東欧諸国と台湾との交流が進んでいるようです。
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参考記事
<自由亜州電台>捷克参议员德拉霍斯率团访问台湾 将晋见蔡英文总统