黄大仙の blog

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希少な薬剤耐性結核に感染した中国人が違法に移民、米議員が感染状況を懸念

米下院国土安全保障委員会国境安全保障・執行小委員会のクレイ・ヒギンズ委員長は24日に、ルイジアナ州の移民税関捜査局(ICE拘置所で中国人不法移民が肺結核に感染した事件について、国土安全保障省に説明を求める書簡を送りました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

結核感染者が違法に入国

  ヒギンズ下院議員は声明で、「この不法滞在の中国人は、何百人ものICE収容者やその他多くの人々と接触している。このタイプの結核はまれで、侵攻性が強く、薬剤耐性の結核であり、死亡率が高い。私たちは、この致命的な細菌にさらされた被拘禁者が、この病気をより多くのアメリカ人に広めないよう、確実に内地に解放されないようにしなければなりません。迅速な行動と、事件処理の完全な透明性を期待する」と述べました。

 

  これは、ルイジアナ州がこの件でアレハンドロ・マヨルカス米国土安全保障長官と複数の政府機関を提訴した翌日のことで、不法移民が州内の数百人を希少な薬剤耐性結核菌にさらした可能性があるとしています。

 

  Fox Newsによると、問題の訴訟では、この中国人が今年7月に南部の国境からカリフォルニア州に不法入国し、その後、ICEによって州内の別の施設に移送されたことが明らかにされています。

 

  その過程で、この中国人は少なくとも200人の他の被収容者と職員を感染させた可能性があります。

 

  109日、ルイジアナ州保健局の職員がこの中国人の陽性報告を受け取りました。刑務所は中国人が収容されていた宿舎を隔離し、宿舎内の被収容者に薬剤耐性結核の検査を行いましたが、検査結果はすべて陰性であったとのことです。

 

  ルイジアナ州のラルフ・エイブラハム保健局長は、この患者に感染した結核菌は州内で唯一のケースであり、海外からでない限りこのようなケースは通常見られないと述べました。

 

  現在、患者は「無症状」であるが、投薬治療を受けているとのことです。

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  不法移民を無条件に受け入れていれば、伝染病に感染した人が流入してしまうことは当然のことです。これは民主党バイデン政権の明らかな失政です。

 

  中国からの違法移民といえば、中国人がビザなしで渡航できる南米エクアドルから、車や船、時には徒歩で北上して米国を目指すルートが有名ですが、直線距離3700kmに及ぶルートが有名ですが、その間にはジャングルもありどのような感染症を患うかわかりませんし、入国の際にも健康チェックなどありません。

 

  まだ、薬剤耐性結核1例しか見つかっていないようですが、不法移民がどれほどいるのか統計もない状況では、感染者が何人いるかなどわかりようがありません。

 


 

参考記事

<自由亜州電台>中国非法移民患罕见肺结核 美议员关注感染状况

https://x.gd/qWtjr