知っている方も多いと思いますが、
日本から武漢に里帰り中の中国人女性が、
日本のチャーター機で日本に帰りたいと希望したが、
にほんブログ村断られたということがありました。
神戸新聞NEXTの記事から、
この女性は武漢出身の中国人。
2002年から日本に滞在し、
2016年には永住権を取得。
2011年には同郷の武漢出身の男性と結婚し、
2019年に長男を出産。
現在夫は中国に帰国し、
女性は子供と日本で生活している。
今年の春節に母国に里帰りしている間に、
新型肺炎騒動に巻き込まれ、日本に戻れなくなった。
日本政府がチャーター機を出すと聞き、
大使館に問い合わせたが「中国籍の人は対象外」と断られた。
そのまま武漢から出られなくなっている人はたくさんいますので、
この女性も一つの事例なんだな、という感想です。
しかし、女性が「日本の永住権」を持っているのに、
チャーター機に乗せなかったのは問題だという意見が出たようです。
私はこの意見に違和感を持ちました。
まず「永住権」と言っていますが、
正確には在留資格(永住者)であって権利ではありません。
参照「在留資格とは」
簡単に言えば、日本に滞在している時に
在留資格の期限や就業できる職種などを規定しているものです。
日本に滞在している時には日本人と
ほぼ同等の権利義務がありますが、
日本以外に滞在している時に、
日本人と同等の権利義務を与えるものではありません。
この女性は中国籍を持ち中国に滞在しているのですから、
助けを求めるのは日本政府ではなく中国政府です。
なぜ中国政府か武漢市政府に問い合わせなかったのでしょう？
これが私の最初の感想だったのですが、
昨日7日の第四便に乗っていた人は、
日本人119名
中国人77名
台湾人2名
中国籍には配偶者や子供が含まれる
とのことでした。
この中に女性と子供は含まれてるんでしょうか？
女性がこのチャーター機に搭乗したという記事は見当たりません。
まだ武漢に滞在しているのでしょうか？
以下は私の個人的な意見に過ぎませんが、
大使館がチャーター機への搭乗を断ったのは当然だと思います。
チャーター機は日本人を救出するために、
日本政府が中国政府と調整して派遣したものです。
前述したように、在留資格（永住者）は、
日本国外では意味を持ちませんので、
中国に滞在する中国籍の方を搭乗させる義務はないです。。。。。。。。
でも第４便には中国籍の人も搭乗してるんですよね。
記事では「中国籍には配偶者や子供が含まれている」
となっているので、
配偶者でも子供でもない中国籍の方もいるような書き方です。
搭乗できた理由はなんなのでしょうね？
第４便の中からも感染者が確認されました。
私たちに出来ることは
感染防止対策をしっかり実施することです。
（しつこいな、またかよ）と聞こえてきそうですが、
私はこれでもしつこいです。
マスクをする
[rakuten:drugpure:10210747:detail]
手洗い
うがい
が重要ですね。
マスク不足が深刻ですが、
数分ごとに水を糸口飲むのも良いそうです。
喉に付着したウイルスを洗い流します。
ウイルスは胃酸の中で死にます。
よく寝てよく食べて、免疫力を高めることも大切です。
パニックにならずに、冷静に対応しましょう。
帰国者の皆さん、まずはゆっくり休んでください。
