中国では新型コロナの脅威は峠を越え、
徐々に日常生活を取り戻しつつありますが、
史上4度目の現象が起きました。
過去3度は直後に必ず要人が亡くなっており、
4度目となる今回はついに。。。。。
看中国の記事から、
https://www.ntdtv.com/gb/2020/03/18/a102802675.html
3月18日に北京にある頤和園の昆明湖の湖面が大荒れに荒れました。
このような現象は今回を入れて4回しか観測されておらず、
過去3回は直後に要人が亡くなっています。
第1回目 1908年11月初 10日後西太后死去
第2回目 1916年6月初 3日後袁世凱死去
第3回目 1976年8月初 半月後毛沢東死去
第4回目 2020年3月中旬 〇〇〇〇がXXXX
4回目となる今回は誰がどうなるんでしょう?
北京、天津、河北では風力6級の暴風が吹き荒れ、
時には8から9級に至る暴風が吹いたそうです。
風力等級の目安は次のようになっています。
6級:傘を差すのが困難
7級:風に向かって歩くのが困難
8級:樹木の枝が飛ばされる
9級:屋根瓦が飛ばされる。
記事に貼られた動画でも風音が薄気味悪く、
人が飛ばされ、建物の外壁が吹き飛ばされています。
プレハブ建屋が風に押されて道路を走ったり転がる動画もあります。
中国中央気象台のWEBから引用(3月18日降水预报图_中国气象局)
当日の気象図ですが、華北が高気圧と低気圧に挟まれ、
等圧線が北京上空を細かく何本も縦に貫いています。
これを見ただけでも相当強い風が吹いたんだろうなと予想されます。
大荒れになるのもうなずけますね。
火災もあちこちで発生した模様で、
暴風に煽られて大規模の火災となった模様です。
記事には発火原因も被害の状況も書かれていませんが、
風で飛ばされたものが電線に引っかかり
ショートした時の火花で火災が発生したものだと思われます。
画像で見る限りではかなりの被害が出ていると思われます。
森林火災も出ているようなのですが、
こちらは原因調査中のようです。
このような天変地異を政変と結びつけて語る文章も見受けますが、
第1回目 1908年11月初 10日後西太后死去
第2回目 1916年6月初 3日後袁世凱死去
第3回目 1976年8月初 半月後毛沢東死去
第4回目 2020年3月中旬 〇〇〇〇がXXXX
とありました。
最初の疑問は「本当に過去3回しか起きてないのか?」
暴風によって起こるのなら、何回も起こっていても良さそうなものですが、
百度でいろいろ検索してみたのですが
昆明湖の大波浪を集計した資料は見つかりませんでした。
日本を襲う台風も年々巨大化し、
数十年に1度の暴風雨が毎年のように
襲ってくることを考えると、
数十年に1度の異常気象による大気の乱れが、
今までにない暴風を引き起こしているのかもしれません。
第1回目 1908年11月初 10日後西太后死去
西太后が愛新覚羅溥儀〈宣統帝〉を清朝第12代皇帝に指名した直後のことで、
西太后没3年3ヶ月後の1912年2月に宣統帝が退位して清朝は滅亡しました。
王朝が滅ぶような政変が起きているわけですが、
清朝はすでに統治能力を失い、正規軍も持たない状態でした。
西太后が生きていたら、反清勢力と徹底抗戦して、
北京が破壊され皇帝や西太后が処刑されたかもしれません。
その意味では良い方向で王朝が交代したと言えます。
第2回目 1916年6月初 3日後袁世凱死去
清朝最後の皇帝が退位した後に中華民国大総統に就任したのが袁世凱です。
1915年には帝政復活を宣言したものの、
国内外からの猛反発で帝政取消して退位したのが1916年3月でした。
そのため1916年6月には袁世凱は失脚していたわけです。
失脚した人が亡くなっても”政変”ではありません。
第3回目 1976年8月初 半月後毛沢東死去
政変と呼べなくもありませんが、
その後の中国大発展につながる出来事でした。
第4回目 2020年3月中旬 〇〇〇〇がXXXX
亡くなるのは政権中枢か?政権の目の上のタンコブか?
老害が死去して政権が思い切り腕を振るえるようになり、
経済政策の全権を委ねられた李克強首相の強力なリーダーシップによって、
ガタガタになった中国経済を立て直し、世界経済をグイグイ引っ張っていく。
私にはこんな妄想が見えました。
人類に災いをもたらしかねない不吉な予兆は他にもたくさんあります。
当ブログではこれからもそんな予兆をウォッチングし、
紹介していこうと思います。