黄大仙の blog

何にでも首を突っ込みたがる好奇心旺盛なOJISANブログです。

<自由亜州電台>中国に「厳しい日」がきた 地方政府の50%以上が支出引締 

地方政府の予算削減が続き、
財政援助も受けられない国営企業、民間企業の経営が困難に陥り、
人々の暮らしにも不況が押し寄せている

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[自由亜州電台]中国“紧日子”来临 各地政府紧缩支出五成以上
中国に「厳しい日」がきた 地方政府の50%以上が支出を引き締め

  中国李克強首相は以前各地方政府は厳しい日々に直面し、中央政府が率先すべきことであるが、不要不急の支出を50%以上削減することを要求した。それ以後、中国各地方政府は支出を削減してきた。長江デルタ地区の各地方政府はしっかり追随し、経費削減は70%に達した。一部のビジネスマンは、今年の輸出志向型経済は大打撃を受けると語った。
 
  新型コロナ肺炎の流行や米中関係の影響を受けて、中国経済は新たな危機に突入している。5月22日に中国国務院李克強首相は《政府活動報告》の中で、一般支出を断固として削減し、新規の建物やホールの建設や派手な浪費を厳禁とすることを提案した。
  各レベルの地方政府は厳しい日々を過ごさなくてはならず、中央政府は率先して現行レベルより支出を減らしており、その中で不要不急で非固定的な支出は50%以上削減している。

  今週金曜日(6月5日)に、WeChatのグループチャットで動画が回覧された。動画の中である学者が、中国に失業の波が押し寄せていると警告した。:「多くの愚か者がアメリカの暴動を喜んでいるが、彼は間も無く国内の失業率がどれほど深刻なものになるか知らない。アメリカの消費が無くなれば、中国は少なくとも十分の一が失業する。なぜ”露店経済”の発展が必要なのか、それは企業の倒産が始まったからだ。」
 
  この学者は、中国の企業倒産は始まったばかりで、失業の波はまもなくやってくると述べた。江蘇省の実業家吳昊は自由亜州電台に対して、来るべき中国民衆の生活環境は、一般の人が想像するよりも悪化する。:「これはベルトを強く締める(日々を厳しく過ごす)ほど簡単ではなく、現在の中国では全ての人々が負債を抱えており、特に若い人たち、80後、90後にクレジットカードが浸透し、一人当たりの平均債務は3-5万人民元に達し、中にはさらに高く10万元を超えている者もいる。彼は現在失業中で、収入が無く、クレジットカード(口座)に余裕がない。」

地方政府は中央に従い支出を削減

  《経済観察報》が長江デルタの地方政府財政局の担当者の話を引用して報じたところによると、市財政局は会議を開き、給料を除き、出国費、バス購入費、設備購入費、ネットワーク情報構築費を含む支出を全面的に削減することを要求し、未支出の項目は全て回収する。過去に実施されたプロジェクトについては、2020年は実施を延期できるものは全て延期する。非固定で、不要不急の支出は全て50%以上削減する。市の指導者のための一定の経費は70%削減する。
 
  実業家吳昊は、現在国内の多くの民間企業は崩壊寸前で、対外貿易の国営企業は倒産リスクが増大している。:「国営企業は対外貿易に頼っており、倒産の可能性はとても大きい。しかし政府の補填があれば、生き残ることができるかもしれないし、多くの関連企業は生き残れないかもしれない。民間企業は補助金なしではやっていけず、今は生き残ることができない。」

  ある市政府の財政担当者は《経済観察報》に対して、昨年2020年予算を編成する時に予算全体が10%削減されたと話した。上述の長江デルタ地区の財政局予算担当者は、6月以降の支出は50%削減されたと述べた。
 

政府プロジェクトも2年延期された

  上海でビジネスを展開する吳昊は、彼の株主は現在政府プロジェクトの支払いを受けられない状況にあると述べた。:「上海で建築プロジェクを行っている株主は、政府入札の請負を専門とし、個人的な関係により政府プロジェクトを請負い、1-2年の立替金は未回収で、倒産しないのかと聞くと、回収できなくても機嫌を損ねることはできない。万一関係が壊れてしまったら、以後プロジェクトを与えてもらえない。」

  浙江省のネットコメンテーター張文雅は自由亜州電台に対して、新型コロナ感染症流行と米中貿易戦争のもとで、中国経済はより多くの課題に遭遇しており、以前は民間企業が倒産し、現在は一部の国営企業が経営難になり、次は人員整理だと述べた。
  庶民が受けた損害はとても大きく、:「党の下の国家は、中国共産党政府が衣服を変えたり、論調を変えたりしても、私は彼らを信用しない。最初から最後まで絶対に彼らを信用しない。中国の歴史教訓は、目に鮮やかで、言葉は耳に残り、中国人民が苦しみと暴政に繰り返し遭遇してきたのは、中国人に独立した志向能力が欠けていたからです。」
 
  さらに、中国民航局は先週木曜日(6月4日)に、入国便が着陸したら、旅客のPCR検査の結果により、フライトの停止継続の処置を取ると通知した。コメンテーターは、当局のこの政策は政権の利益を保護するためで、中国共産党鎖国を強化して、世界から離れていることを表していると考えている。

<自由亜州電台>中国“紧日子”来临 各地政府紧缩支出五成以上
*ttps://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/jingmao/ql2-06052020062106.html