黄大仙の blog

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モルディブにアメリカ大使館開設 アジア歴訪中のポンペオ国務長官が中共は「略奪者」 インド洋の島国を中国から守る

  アジアを歴訪中の米国のポンペオ国務長官は、中国を「略奪者」と批判し、インド洋地域での中国の行動は「違法で脅迫的」だと強調しました。インド洋の島国が中国の力に対抗するために、米国がモルディブの首都に大使館を開設することも発表した。ベトナム政府はポンペオ氏がベトナム訪問を追加すると発表し、米国務省も確認した。

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   26日からアジアを歴訪中のポンペオベイ国務長官は、27日には最初の訪問国インドで、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を行い、インドとの関係強化で合意しました。

 

  28日にはスリランカモルディブを訪問し、中国共産党スリランカモルディブで違法行為を行っていると発言し、インド洋の島国が中国の力に対抗するために、ポンペオは米国がモルディブの首都に大使館を開設することも発表しました。

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<モルディブの海>

  同日ベトナム政府は、ポンペオ米国務長官29日から30日までベトナムを訪問すると発表しました。

 

  ポンペオ米国務長官ベトナム訪問は、ベトナムと米国の国交樹立25周年を記念したものとされています。

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  26日からのポンペオ米国務長官のアジア訪問は、当初はインド、スリランカモルディブインドネシア4カ国で予定されており、ベトナムはリストに入っていませんでした。

 

  米財務省は今年1月にベトナムなど10カ国を為替操作国の監視リストに載せ、10月初旬には調査を開始すると発表していますが、ポンペオ米国務長官ベトナムにどのように対応するのか、中国を再び非難するのかに注目が集まっています。

 

  ベトナム訪問の後はインドネシアを訪問することになっていますが、インドネシア訪問は当初29日に行われる予定でした。

 

  今回のポンペオ長官のアジア歴訪では、歴訪途中でベトナム訪問を追加し、インドネシア訪問日程をずらしたように見えます。

 

  政府要人の訪問を受け売れる国は、警備や接待など様々な準備が必要だと思うのですが、短期間で準備できるとは思えません。

 

  実は最初から決まっていたと思うのは邪推でしょうか。

 

  インド、スリランカモルディブでは中国を非難し、中国に対抗する処置を施しています。ベトナム訪問でも中国に対抗する「何か」を企んでいると予想します。

 

  インドとは軍事的な合意がなされていますが、ベトナムでは経済的な合意がなされるのではないかと思われます。中国からベトナムへの工場移転が、外国企業だけでなく中国企業でも進んでいます。これを促進するような政策も話し合われるのだろうと思います。

 

  ポンペオ米国務長官のアジア歴訪に、もしサプライズが待っているとすれば、台湾訪問でしょう。

 

  10月初のアジア訪問の時には、トランプ大統領の新型コロナ感染で、4カ国会合のための日本訪問だけが実行されました。この時も台湾へのサプライズ訪問を期待する声がありました。

 

  ベトナムで何が話し合われるか注目されますが、何かサプライズがあるのではないかとの憶測もあります。

 

  中国外交部は、米国に対して、いわゆる中国の脅威についての憶測をやめるようにと促し、中国は脅威ではなく機会だと述べています。

 

  日本ではインドでの2プラス2の報道以外は、扱いが小さいと思うのですが、なぜなんでしょう?

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参考資料 *>s

 

<徳国之声>蓬佩奥批北京掠设马尔代夫使馆抗中

http*://bit.ly/3e7v9gA

 

<rfi>蓬佩奥指责中国是"夺者"南行引起关注

http*://bit.ly/3e6iWZs