ポンペオ米国務長官は、13日から7カ国を歴訪する予定になっています。ポンペオ長官はバイデン氏の勝利を認めていませんが、訪問する7カ国の首脳はいずれもバイデン氏に当選の祝辞を送っています。中国環球時報が会話するのも気まずいだろうと心配しています。
環球時報が米国メディアを引用して報じたことによると、ポンペオ氏の訪問は、トランプ政権が現在置かれている気まずく孤立した立場を浮き彫りにしていると指摘しています。
ポンペオ国務長官は11月13日から、フランス、トルコ、グルジア、イスラエル、アラブ首長国連邦、カタール、サウジアラビアの7カ国を訪問することになっています。
7ヶ国の首脳は、米大統領選挙でバイデンが過半数を獲得したと米メディアが報じたことを受けて、ツイートや電話、声明などの形でバイデンを祝福しています。
これに対しCNNがポンペオが "気まずい会話に直面する可能性がある “と述べたと、環球時報は伝えています。
ポンペオ長官の訪問国首脳の、ネタニヤフ、エルドガン、サウジアラビアの皇太子などの指導者たちが、トランプ氏の在任中に最も親密な国際的な同盟国の一つになっていますが、彼らはバイデンを選挙の正当な勝者として認識しています。
ポンペオ長官は、バイデンの勝利を祝福する外国の指導者たちに対しては、すべての投票用紙の集計がまだ完了していないことを外国の指導者に思い出してもらうと述べています。
「すべての投票用紙がまだ集計されていないことを皆さんにお知らせします。法的手続きを完全に遵守し、米国ができる限りのことをする必要があります。 来年1月20日の正午にはホワイトハウスにリーダーを置き、アメリカの外交政策を進めていくことになります。」
日本のマスコミでは「バイデン新大統領誕生」一色の報道になっていますが、中国習近平総書記はまだ祝辞を送っていません。
環球時報もポンペオ国務長官の7カ国訪問に関心をよせているように思えます。
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参考資料
<環球網>蓬佩奥将访祝贺拜登胜选的7国
http*://bit.ly/32AqzmD