トランプ大統領のツイートを、ブルームバーグが「バイデンが勝った」とコメントをつけてリツイートしました。中国環球時報がそれを伝えると、続いて朝日新聞やNHKも報じました。もっとも正確に伝えていたのは環球時報。
話題になっているトランプ大統領のツイートは、このツイートです。
英語に詳しい人に聞かないと正確なことは言えませんが、私がこのツイートを読む限り、トランプ氏の言いたいことは『バイデンなんて不正でもしない限り勝てないぜ』って言っているようにしか見えません。
このツイートに何故かブルームバーグがコメントを返しているのですが、それがこちら、
『トランプ大統領が初めて11月3日の選挙でジョー・バイデンが勝ったって言ったぜぃ』
嘘ではないけど、ニュアンスを理解していません。英語がわかってないのかもと疑いたくなります。
まもなく中国の環球時報がトランプ大統領とブルームバーグのツイートをニュース速報で伝えました。
環球時報の記事は、最初に
『【環球網News Flash】たった今、トランプ大統領はツイッターで再び 「選挙の不正行為 」を非難しました。「彼(バイデン)が勝ったのは、選挙が不正に行われたからだ 」と言っています。』
トランプ大統領の正しいニュアンスを伝えています。
『「投票ウォッチャーやオブザーバーは(集計室に)入ることが許されない 」とトランプ氏は述べ、矛先をドミニオンの投票システムに向けて、彼はこう言った「 急進左翼の私企業ドミニオンが集計した投票は、テキサスの資格すら取れなかった悪評&クズ機材(大差で当選した!)、フェイク&サイレントメディア、&それ以上!?」
』
最後に
『注目すべきは、後にブルームバーグが、トランプ氏が「11月3日の大統領選でバイデン氏が勝利した」と発言したのは初めてのことだとツイートしたことだ。』
と報じ、ブルームバーグが変なこと言ってるぞ、と言わんばかりの記事になっていることです。
中国の環球時報が伝えたからだと思いますが、日付が変わってすぐに朝日新聞とNHKがトランプ大統領のツイートを報じました。
環球時報の報道から遅れること1時間半、11月16日0:05amに朝日新聞は『バイデン次期大統領の勝利に初めて言及した』と報じました。
それからされに4時間半後の11月16日4:45amに、NHKが報じましたが、
『自身のツイッターの書き込みがバイデン前副大統領の勝利を認めたとも受け取れるという見方が広がったことに対し、「私は一切負けを認めない」と否定したうえで、不正な選挙だとして裁判で争い続ける姿勢を改めて示しました。』
NHKはトランプさんのツイートは全く掲載しないし、正しいニュアンスも伝えていませんね。
この件では、アメリカのブルームバーグ、中国の環球時報、日本の朝日新聞とNHKの報道姿勢が明白になりました。
中国環球時報は唯一正しいことを伝えているメディアです。
ブルームバーグは英語が苦手なようです。ブルームバーグの英文記事を読むときは気をつけましょう。
朝日新聞とNHKが環球時報の後に報道したのは、兄貴分の環球時報に先頭を譲ったのでしょう。どちらも反トランプなのですね。日本のマスコミは全部反トランプでしたね。