黄大仙の blog

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中国の男性人口が約60年ぶりに前年比46万人減少 女性人口は微増

中国国家統計局が最近発表した「2021年国家経済社会発展統計公報」によると、2021年の人口純増は過去約60年間で最低水準となり、男性人口は約60年ぶりに減少したことがわかりました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

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男性人口が減少 女性人口も微増にとどまる

  2月28日に発表した統計公報によると、2021年末の中国の全国人口は14億1260万人で、前年末から48万人増加し、うち都市部に住む人口は9億1425万人でした。 

 

  2021年の出生数は1,062万人、死亡数は1,014万人で自然増加率は人口千人あたり0.34人でした。

 

  男女別では、2021年の同国の男性人口は72311万人、人口比51.2%で、前年より46万人減少、女性人口は68949万人、48.8%で、前年より94万人増加しました。

 

  中国の男性人口が減少したのは、1962年以来初めてのことです。

 

  中国の総人口は全国的に見るとまだ微増だが、省別に見ると人口が減少している省は増えています。

 

  例えば北京市に隣接する河北省の統計局が最近発表した「2021年国家経済社会発展に関する河北省統計速報」によると、昨年末の同省の総住民人口は前年末より16万人減少し、河北省の住民人口が減少したのは40年以上ぶりのことした。 

 

  中国の人口増加率の低下は以前から話題になり、政府は二人子、三人子政策という出産奨励策をとってきましたが、ついに男性人口だけとはいえ、統計上でも人口減少が現実のものとなってしまいました。

<世界新聞網>60年来首次下降 中国男性人口较上一年减少46

http*://bit.ly/3hu85em