神奈川県を含む日本の8県の警察で結成された合同捜査班は、5月1日、他人の口座番号を利用した不正アクセスなどの疑いで30歳の中国人、胡蒼波容疑者を逮捕し、押収したパソコンから計290万件のアカウントやパスワードが見つかりました。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
神奈川県警によると、フィッシング詐欺の中心人物である中国人・胡蒼波容疑者が、2021年12月から2022年1月にかけて、他人のメールやアカウントを使って、12回にわたり他人の「メルカリ」アカウントに不正にアクセスした疑いが持たれています。本人は犯行を否認しています。
また、今年2月にも他人の口座番号を使って電子決済のバーコードを生成したとして逮捕されており、不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで逮捕されるのは今回で5回目となります。
神奈川県警によると、胡蒼波容疑者のパソコンから計290万件のアカウント、約1億通のメール、約1万7千件のクレジットカード番号が見つかったとのことです。
”D”と名乗る容疑者が、詐欺団のメンバーと金銭目的の取引をした疑いがあり、警察は他の犯罪がなかったか調べています。
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不正ななりすましの犯罪なのに、日本のマスコミの扱いが小さかったので、海外の報道を紹介しました。
IDやパスワードの管理はしっかりし、パスワードは定期的に変更するなど、安全対策をしっかりしましょう。
参考記事
<世界新聞網>中国男子拥290万组帐密涉非法存取 在日本被捕